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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 12-2

「こんな感じかな 緑に近い感じになってるね ディープクールのは」
「色的にはすき これ」
「他にはクーラーマスターのもあるね こっちは?」
「これもかわいい 価格は?」
「さっきのは密林で6000円 クーラーマスターのは売り切れだった」
「そうなのね じゃ、さっきので」
「わかった あとは キーボードとマウスは?」
「マウスは 親指でうごかすのがいい マウスじゃなくて」
「トラックボールのことか どうしてそっちを知ってるの」
「うん おさむくんがいつも使ってるから それ」
「あ 足で操作しているからマウスだと大変か…」
「うん そう」
「わかった キーボードは?」
「水色あるの?」
「水色…あるな テンキーもいるよな?」
「テンキーって数字のところ?」
「うん これ」
「ある方が助かりそう」
「わかった あとはメモリとストレージは
 俺が決めていいか?」
「うん わからないし あ
 ゆいちゃんのところやおさむくんは
 外付けハードディスクドライブ?つかってた」
「あぁ パソコン本体にデータ保存しないで
 外付けに保存なのか わかった」
「かなり高くならない?」
「大丈夫 ゲームマシンなら20万以上になるが
 今回のはグラフィックスカードも買わないし
 そんなに高くならないから」
「20万以上ってパソコンって高い」
「そうだな 用途によるから
 詩織がやりたい用途ならそんなに高くならないから
 心配しなくていいから
 それで注文してパーツ類が届いたら組み立てだから
 もう少し待ってて」
「うん ありがと」

そんな会話を父親としているうちに
砂織も帰宅してきて
詩織は砂織と一緒に夕ご飯の支度をはじめるのだった

詩織達が夕ご飯の支度をしている間
詩織の父親はパーツ類を検索していき

「PC本体で8万ちょっととモニターと
 キーボードとトラックボール…外付けHDDで
 だいたい15万以内かな…
 許容範囲だろう パソコン一式揃えるわけだから」

詩織の父親は
各種パーツを注文していく

「あ Ryzen 5 5600Gを使うとして
 CPUファンも別途用意するか…
 AK400かAK620だな 後々考えれば620か…」

必要パーツを注文し終えた頃
砂織がご飯を呼びにやってくると

「あなた パソコン買ってあげるんだね」
「詩織から聞いたのか」
「うん あの子喜んでたわ」
「久しぶりに自作することになるかな 俺も」
「パソコン作るのも知らなかったわ わたし」
「結婚する前だったからな
 いま ここに置いてるのはできあいを買ってるし」
「そうなのね ブランクあると思うけど作れるの?」
「あぁ、基本的なところは変わらないから」
「そう 作るときは詩織と一緒にだよね」
「うん そうするつもりだから
 ケースに入れるのは俺がするけど
 CPUをマザーにつけたりメモリをつけたりは
 詩織にやらせようと思う」
「そうなのね どれくらいの買いものになったの?」
「パソコン本体だけなら8万ちょっとでできたが
 モニターがちょっと高くついたかな」
「いいもの選んだの?」
「詩織は2万くらいのでいいって言ったけど
 どうせ買うなら4K対応モニターで
 内蔵スピーカーもひどくないものにしたよ」
「ありがとね」
「俺たちが寂しい想いさせてるからなぁ」
「そうね…」

両親がこんな会話をしていたのを
詩織はしることはない


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