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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 小百合 13-2

「うん まだ膨らんでないけど それでも…なめてくれてて
 うれしかったなぁって」
「そうなのね」
「午後に明後日のこと話してて
 おさむくん不安になってた」
「あさって…わたしがお風呂場でしようってこと?」
「うん しおりちゃんがそのまましちゃったら
 わたしが病まないかって 怖くなってしまったみたいで
 最後の方は胸に顔つけたままじっとしていたし
 だいじょうぶだからねって優しくしたけど」
「そう わたしとすることとさゆりちゃんのことと」
「さゆちゃんが病んでしまうのが怖いというのは
 ゆきちゃんのトラウマだろうからね」
「うん ゆきちゃんがあんな感じだもんね
 今でもわたしに対しては目の仇にしてる感じだし はぁ」
「くーちゃんもごめんね
 なんかわたしが引き込んだことで」
「ううん おさむくんと出逢えたのはよかったから
 ゆいちゃんには感謝してるよ」
「ありがと それで さゆちゃんは?」
「うん しおりちゃんがしちゃってもへいきだから
 気にしないでね しおりちゃんも」
「え ありがと でもいいの?」
「うん 夏休みまでとっとこうかなとおもうし」
「そうなんだ わたしが焦りすぎなのかなぁ」
「してみたいんでしょ」

句美子は詩織に言う

「出来なかったらあきらめるから うん」
「とりあえず、あさってしてみましょ」
「ありがと くみこちゃん」

優依は小百合を見て

「そう言えば さゆちゃん 今日 髪降ろしてるのね」
「あ おさむくんが見たいって言ったから
 結ってあったゴムを外したの」
「そーなんだね いつもポニーテールだから新鮮だった」
「さゆりちゃん 今日 おさむくんいろいろ頼んでない?」

句美子もちょっと気になったことを聞いてみる

「うん 髪おろしてるところもそうだけど
 フレンチトーストもバター入れてとか
 わたしにいっぱい頼んでくれた」
「おさむくん さゆりちゃんにも心ゆるしてるのかなぁ」

句美子は呟いてしまう

「キスも…」
「「「えっ?」」」
「さゆちゃんのファーストキスだよね」
「うん しおりちゃんとしたの?と聞いたら」
「おさむくんなんて?」
「どう思う?って聞き返されたから
 してると思うって言ったら…うんって」
「おさむくん…してると思われたから白状したのね」
「おさむくん さゆちゃんだけしないのも
 怖かったのかなぁ」
「あ しおりちゃんはしてるのに
 わたし以外全員しててってなるよね」
「うん それで病んじゃったらとか」
「確かに うん そうだよね
 わたし 意地悪だったかなぁ」
「でも さゆりちゃんがしたかったわけだから」
「くみこちゃん ありがと」
「それで さゆりちゃん」

詩織は小百合を見つめながら

「あの その くちびる重ねただけ?」
「うん そうだけど しおりちゃん なにかあるの?」

小百合が聞き返すと
詩織は優依と句美子を見ながら

「えっと…その…」
「しおりちゃん もしかしてディープキスのこと気にしてる?」

句美子はそう聞いてくる

「うん…」
「ディープキス?」

小百合は知らない単語を聞き返すと
優依が

「相手の口の中に舌を入れながらキス」
「え? そういうのあるの?」
「しおりちゃんはさゆりちゃんがそこまでしたのか
 気にしちゃったんだよね」
「うん ゆいちゃんとくみこちゃんだけだから」
「あ ゆいちゃんとくみこちゃんが特別だからなんだね」
「わたしとくーちゃんとしかしてないから」
「そっか そこまではしてないから
 でも、わたしのことも好きになってるみたいだし」
「うん 心許しているみたいだもんね」
「さゆりちゃん まけないから」

詩織は小百合に言うと

「うん お互いにがんばろうね
 ゆいちゃんやくみこちゃんに追いつけるように」
「うん」
「さて、あまりおそいと
 真治くんも…だからそろそろ」
「あ うん また明日学校で」
「「「うん」」」

4人は1階に降りていき
小百合は真治に声をかける

「おまたせ 真治」
「うん」
「帰る?」
「うん きょうね ふれんちとーすととめろんぱんたべた」
「そうなの? フレンチトーストはおいしかった?」
「うん ばたーのあじが」
「ゆいちゃん もしかして パン粉で?」
「あ さゆちゃん知ってたの?」
「おさむくんの部屋で動画見て作り方は覚えたの」
「おさむくんもそう言う動画好きなんだね」
「それとメロンパンって」
「メロンパントースト 簡単に作れるよ」
「そうなのね」
「おねえちゃん でも ぼく ふれんちとーすとのほうがすき」
「真治はフレンチトーストがいいのね」
「うん つくって」
「わかった」

真治の頭を撫でる小百合

「さゆりちゃん おさむくんも
 メロンパントーストは食べにくそうだから」

句美子は補足として言う

「硬い感じ?」
「うん かたいかなって思う」
「ありがと くみこちゃん」
「ううん」

会話を終えると
小百合は真治を連れて自宅へ帰っていくのだった


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