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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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中村加奈子/夢と現の間で-1




「ーーあぁ、理央……っ。会社では、ダメ……っ」

会社のトイレの光景。
以前、残業をしていた理央が迎えに来てくれて、だが、トイレの個室に押し込まれたーーその個室だった。

未だに、胸が張り裂けそうに、どきどきしてしまってその個室は使うことができないというのに。

ピンク色のシャツは乱れ、中に身につけているインナーはたくしあげられて、下着のカップもずらされて、乳房が露出してしまっている。

ストッキングの、股間の部分が引き裂かれる。
そして、下着のゴムが引っ張られて、理央の体が近づく。
熱い体が覆い被さるようになって、自身の下を見やると、にゅるん、と滑り彼のペニスが下着の上から滑り込む。

「何で、こんなこと……っ。ダメでしょ……?! やだってば……!」

加奈子は抵抗しながら、彼の体にしがみつくしかなかった。
挿入されてこそいないが、ぬるぬるになった秘部は、彼のそれを離すまいとぴったりと包み込む。

臀部の方まで亀頭が到達して、臀部の辺りを包む布をぎゅうぎゅうとつき破ろうとするほどだ。

「ん、く……ぅ、ダメ、はぁ、声……が……っ」

「誰もいないよ」

いつもよりも、冷たい声。ぞくり、と背筋が凍る感覚。

佳織と繋がった時のように、狡猾な視線ーー加奈子には向けることのない視線。

理央の服を掴む加奈子の右手を手に取ると、手を上げさせて、右手で加奈子の乳房をさらに露出させる。

右手を壁に押さえ付けられ、服は乱れ、合意の行為でないそれにーー加奈子は抵抗しつつも、何処かそれを望んでいたかもしれなかった。

佳織に向けられたその視線を、独占したかった。
熱いペニスは、誰のものでもなく、加奈子だけのものなのだと思いたかった。

右手を押さえつけられながら、唇を奪われて、理央が腰を動かす。

「は、……ぁ、うっ、動かさないで……!」

ぐちゅっぐちゅっ、と粘着質な音が、個室の中に響く。

「会社でめちゃくちゃにされて、スケベな音が響いてるよ。加奈子」

「スケベな」なんて下品な言葉遣いを、理央は言うはずがないのに。

「やだ、そんな……っ。理央にこんなことされてるから、だって……っ」

「会社だけじゃなくて、電車の中とかで、めちゃくちゃにしてやりてぇ」

「な、何言ってるのっ……。動かさないでってば……!」

加奈子は首を振りながら懇願する。

「クリ×リス、破裂しそうなんだろ? パンパンだよ、加奈子」

まるで以前見たAVのように、乱暴な言葉遣いで加奈子を責め立てる。
加奈子はこんな行為を望んでいたのかと、どこかで興奮して、甘い吐息を漏らしてしまう。

「だ、だめ……っ。いく、いくの……っ。理央、ん、んぅ、我慢できな……っ」

「イケよ」

耳元で囁かれ、体ががくがくと震える。甲高い声を上げて、加奈子は絶頂に達してしまったーー


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