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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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中村加奈子/夢と現の間で-5

「はぁ、パンティと、加奈子のここ、擦れるのやばいっ。頭おかしくなるっ」

「ん、んぅ……っ」

加奈子は口元を右手で押さえて、声が漏れないように耐えている。
体を右側によじり、左手では理央の胸元の布を掴みながら、がくがくと体を震わせている。

熱いペニスがぬるぬるとしたそこに絡みつく度に、加奈子の子宮がチリチリと焼け付く。

この歳になって、理性を削られ、朝からこんなことをーー

真面目な加奈子はこの状況を恥ずかしいと思いつつ、でも、理央が求めてくれるのが嬉しかった。


「ん、ぅ、こんなにされたら、仕事できな…くな、っちゃ……っ。困る……っ、あぁ、いく……っ」

がくん、と体を仰け反らせて絶頂を迎える。

理央は汗だくになった顔を加奈子に向けて、右を向く加奈子の髪の毛を指で払い、左耳にキスを落とす。

「あ、…ぁっ」

耳に与えられる刺激すら、強烈だ。

「加奈子のせいでしょ。僕が誘ったんじゃないもん」

耳元で囁かれ、ぞくぞくと背筋に寒気が走る。犯されてしまいたい。このままーー

「は、ぁ……ん、ん、あたしも、我慢……できな……」

加奈子が言いかけた時、バタバタと階段を駆け下りる音がする。
柚木が起きてきたのだった。

加奈子は急いで理央から体を離して、衣服を整える。

「布団の上に脱ぎっぱなしの下着、洗濯機の中入れとくからっ。新しい下着使っちゃって」

加奈子は布団の上の理央の下着を、柚木に見られないように、パタパタと脱衣所を出ていく。

「ぅ、う……。マジ、どーすんの、これぇえええ」

加奈子の体液でテラテラと光る、理央のペニス。
血管が浮き出て、びくっびくっと跳ね返りそうな程に動いている。

「とりあえず、シャワー浴びよ。加奈子にぎゅーされた感触残ってるままなの、無理……」

勃起したまま、彼はバスルームに入り込んだのだった。





「洗濯機を回すのは夜にやる、本当にごめん」と謝って、食事もせぬまま、理央は先に出勤した。

加奈子は苦笑いし、柚木はきょとんとしていた。

早々とオフィスに到着し、給湯室でスティックタイプのコーヒーをマグカップに入れると、サーバーからお湯を注ぐ。
給湯室には長机と、その横にひとつ丸椅子が置いてある。
壁に背中をつけるようにして、丸椅子に座ると、熱すぎるコーヒーを飲んだ。
いつも、家でなら牛乳を入れたコーヒーなのだけど。

理央はふわふわとした髪の毛をぐしゃぐしゃと手で掻く。

家の中で苛立つのを避けて、洗濯物を洗わず、飛び出てしまった。

「バカなの……? 僕……」

加奈子なら、もし何かに苛立っていても、家でやらねばならないこと優先だろう。
それが子を持つ大人と、そうでない大人の違いなのだと気付かされる。


(しかも、射精できなかったからとか……馬鹿すぎる)


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