Breather-19
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ーーーー領主来訪の2日後、
ーーーー国王執務室
「・・・・だーかーら、もういい加減私を籠の鳥にするの、やめてもらえる?!」
ーーーバァンッッ
「君らしくないな。机を叩くなんて・・・・少し落ち着いたらどうだい?」
「それだけ私がイライラしてストレスが溜まっていること、理解してもらえるかしら」
「あれは君が王妃という公職にあるわけで言ったんだから、それは・・・・・」
「私の性格と気質は分かってるでしょう?野外で動き回れて色々な人と話せてこそ、私は力を発揮できるのよ・・・・元々は私が変に綺麗になったからっての変な勘ぐりのせいよ」
「人と話すなら、来客が・・・・」
「この前の領主の時は面識あったから良い息抜きになったけど・・・毎回毎回気楽に話せる相手ばかりじゃないわ。話をすり替えようとしないで!!!!!」
「わ、分かったから・・・・・」
「いいわね。公務に支障のないように、お忍びの息抜きさせてもらうから!!」
ーーーーコツ、コツ、コツ・・・・
ーーーーバタァン・・・・・・