両親の営み-5
「ああん…」
性器な当たる堅くてゴツっとした感触に愛液がジュワッと溢れ出す。
「愛してる…孝徳…」
「美鈴…」
孝徳は上体を倒し唇を重ねる。絡みついて来る舌を情熱的に迎え入れる美鈴。結婚してから今まで、孝徳だけを愛してきたし、孝徳にのみ体を許して来た。付き合い始めた時の気持ちのまま、いやそれ以上に美鈴は貴教を愛している。孝徳の為なら何でも出来るし、孝徳が求める事なら何でも受け入れて来た。縄で縛りたいと言われれば縛られたし、ローター散歩がしたいと言われればした。会社でバイブを入れたまま働けと言われれば言う事を聞いた。それほど美鈴は孝徳を愛している。
孝徳もそうだ。浮気などした事がない。全てが自分にとって完璧な妻がいるのに他の女を求める意味が分からないからだ。性的な要求は散々して来たが、ずっと美鈴と家族を大事にして来たつもりだ。お互いそれが分かっているから会社でも家でも信頼し、いい仲を保っている。本気で愛し合う2人だから、いつまでも熱い熱いセックスが出来るのかもしれない。そんな孝徳のペニスが体内に押し込まれると、美鈴は甘く顔を歪ませ、顎を上げて快感に喜ぶ。
「ああん…!」
美鈴は悦びの声を響かせた。美鈴の顔の変化を見つめながらゆっくりと差し込む孝徳。顔を歪ませながらも美鈴も見つめ返していた。
「ぁ…、ぁ…、孝徳…」
いつも孝徳のペニスが入る時、嬉しい。愛する男と繋がる瞬間は幸せだ。キスをしながらの挿入、この瞬間が美鈴は好きだった。
「美鈴…」
すれ違うと誰もが振り向く色気ある、そしてスケベな女が自分に従順…、孝徳にとって美鈴はまさに理想の妻だった。美鈴と出会った時、当時付き合っていた女と別れてまで美鈴を選んだぐらい、ただの彼女としてではなく生涯のパートナーとして美鈴を考えていた。いつまでもラブラブな関係、幸せな家族…、いい選択をしたと孝徳は思っている。
「ああっ…」
ペニスが奥まで到達した瞬間、美鈴はいつも身震いさせる。愛する旦那のペニスを奥まで迎え入れた悦びがそうさせるのかは分からないが、一瞬力が抜けそうな程の快感に体が喜ぶ。フッと美鈴が目を閉じると唇を離し上体をゆっくりと起こし、股を開き自分のペニスを迎え入れた妻の姿を見て男を奮い立たせられるのであった。孝徳は美鈴の腰を抑え、ゆっくりと腰を動かし始める。