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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 44-3

優依と句美子がそんな会話をして決めると
卵と牛乳を動画から人数分計算してきめたあと
ボールに卵を入れてかき混ぜて
黄身と白身が混ざったところに
牛乳を入れて混ぜていく

「卵と牛乳がまざったのをみて
 バターもレンチンして溶かして…と」

優依の言葉に詩織がバターをレンチンして溶かす
溶けたバターを持ってくるとしばらくおいてさましつつ
優依はパン粉を

「パン粉をボールに入れていきよくまぜる
 途中でバターもいれてしっかり混ぜたら種はできあがり」
「思ったより感官だよね」
「でしょ」

優美の呟きに優依がそう言う
一方句美子は
フレンチトーストを優依に任せて
メロンパントーストを順調に焼いていき
皿に置いていくのだった
優依達もフレンチトーストを
フライパンで何回かに分けて焼いていき

「これで完成っと」
「うん おじさんの分はゆいちゃんもっていくんでしょ」

句美子がそういうと

「うん 持っていくね」

皿にメロンパンとフレンチトーストを盛り付けて
2階へあがっていく
残ったメンバーで居間のテーブルに
皿を運んでいくと
アニメを見ていた優花と真治も
テーブルに着き
目の前にあるものに
目をキラキラさせているのだった

「おかあさん これ」
「メロンパントーストとパン粉で作るフレンチトースト
 フレンチトーストは上にバターとメープルシロップかかってるから」
「おいしそうだね しんちゃん」
「うん おいしそう」

優花と真治は待ちきれない感じに
皿を見ていると
優依も2階から降りてきて

「おまたせ お父さんも驚いてた 2種類に」
「おとうさん たべてくれるのかな」
「食べると思うけど フレンチトーストの方は甘いから
 苦手そう あの人」
「そーだね」
「さ、みんな食べましょ」
「「「「「うん」」」」」

優美は優花と真治の間に座り
ふたりが食べるのを補佐しつつ食べる
優依達はそれぞれ空いてるところで食べ始める
思い思いメロンパントーストとフレンチトーストを口にすると

「ん〜、簡単なのにちゃんとメロンパンになってるね」
「うん バターのところはさくさくだし」
「甘さとかはないけど おいしいね」
「ふれんちとーすとのほうが わたしすき」
「ぼくも」

優花と真治は甘ったるいフレンチトーストの方が
好みだったらしくてそう言うと

「うん フレンチトーストの方も
 パン粉で作っているけどフレンチトーストだよね」
「パンで作るよりしっかりとしみこんでるし」
「うん バターの味もすごい」
「おさむくんはこっちの方が好きそう」
「そうだね メロンパントーストは固めだし
 食べるのも大変そうだもん」
「結構 噛まないとだよね トーストは」
「うん おさむくんは噛むのも大変だし」

優依、句美子、詩織は
メロンパントーストを食べた感想として
おさむが食べるときのことを語り合っていた
それを見て優美は

「優依 おさむくんにはメロンパントーストは難しそうね」
「そーだね ちょっとだけというかたちで
 一口 食べさせる程度がよさそう」
「うん」

それぞれ食べ終えたあとで
真治は優美の袖をひっぱって

「おしっこ」
「じゃあ、一緒に行こうね」

真治をトイレに連れて行く優美
優依達は皿を台所に運んでいき後片付けをして
居間に戻ってくる
トイレに連れて行った優美も
真治を連れて戻ってくると

「優花 トイレは?」
「あ いく」
「おいで」

今度は優花をトイレに連れて行くのだった
優依、句美子、詩織は

「どうする? わたしの部屋に来る?
 さゆちゃん戻ってくるのは4時半だろうから
 まだ時間あるし」
「じゃ、ゆいちゃんの部屋におじゃましようかな」
「うん」

優依は句美子と詩織を連れて
2階へあがっていき自室に招き入れる

「チャーハンのレシピ動画とかみる?」
「あした しおりちゃんに作って貰うためのね」
「予習?」
「うん そう みる?」
「うん みたい」

詩織がそう答えると
優依はブラウザから動画サイトに飛んで
チャーハンのレシピ動画を再生する

「大きな画面でいいなぁ パソコン」

詩織がぽつりと呟いてしまう

「うん 携帯で見るより楽だよね
 わたしもパソコン欲しかったけど」
「くーちゃんはお父さんが機械音痴だったから
 むずかしかったよね」
「うん」
「わたしの方ならお父さん 研究者だし
 パソコン 家でも使ってるから頼んでみようかなぁ」
「あると便利だもんね」
「うん」
「それでしおりちゃんはチャーハンどう?」

句美子が改めて詩織に聞く

「基本的な工程は覚えたかも」
「明日 どんな具材になるかはわからないけど」
「うん がんばる」

そのあとも
3人で料理動画を色々ながめながら
雑談をするのだった


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