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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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ゴシップ-2

 一緒に湯に浸かりながら、美羽が話始めた。「やっぱり、お姉ちゃんの代わりにはなれないなぁ。あんなに綺麗じゃないし…。」「まあな。でも、美羽も綺麗で可愛いよ!」「御主人様の日記を読んでお姉ちゃんがどれほど愛されているか…。何かもう、感動するばかりで…。」

 風呂から上がると美羽のスマホが鳴った。沙莉からの電話のようだ。もう時計は夜九時を回っている。
「もしもし、お姉ちゃん!えっ、今、御主人様のお家。さっきまで一緒にお風呂入ってた。うっ、うん替わるね。」「御主人様…。」沙莉の透き通った声が響く。「どうした?」「美羽がご迷惑かけてすいません。」「いや、ちょっと遊びに来ただけだ。」「美羽にご調教?」「沙莉が居ないとしないよ!背中流してくれたけど。」ホッとする沙莉の顔が浮かぶ。「上手くやれてるか?仕事もプライベートも。」「はい!あちこちからオファーが来て大変ですけど順調です!美羽とも仲良くやってますし…。」「良かった!あまり無理しないようにな!お前は期待されると頑張り過ぎてしまうから、ほどほどにな。」「ありがとうございます!御主人様…。」
 
 美羽は泊まって行くことになった。デリバリーで取ったピザをつまみながら、美羽の話に耳を傾ける。
「あの日記、小説にして出版しませんか?」「ただの素人の日記だから無理だろう。」「構成も文章も良く出来てるし、情景が浮かぶほどの細かい描写と感情表現が素晴らしいです。」「今時、官能小説なんて売れないだろう?」「何年か前にグラドル上がりの女優さん使って、映画化までするほど大ヒットしたのもありますよ!その後、主演は変わってますけど、Vシネでシリーズになってますし。」「御主人様のなら、全てがリアルだし絶対に売れますよ!ちょっと登場人物の名前とかプロフを変えて。」「内容的に過激過ぎるんじゃないかなぁ。」「官能小説じゃなくて、官能的純文学として売り込むんです。女性をメインに売れますよ〜!」

 美羽に勧められるままに小説として書き直してみることにした。あらすじを作り、美羽の上司の編集長の掲載許可が出たら、週間新流に連載するという。タイミングもあるのか、丁度常連の恋愛作家が体調不良で休載中らしい。
「連載が決まれば、編集者として私が担当になりますから、やってみませんか?」彼女が担当になるというならやってみたい。

 翌日の夜、沙莉から電話があった。「昨日は、美羽がお泊りさせて頂いてありがとう御座いました。」「ありがとう御座いました。」並んで声がする。美羽も隣に居るようだ。
「えーっと、ずっとマネージャーを通して事務所にお休みをお願いしていたんですが、六月の二十日から一週間お休みが取れることになりました。」「良かったね!仕事は大丈夫なのか?」「丁度、新しいドラマもクランクアップしてますし、五大都市コレクションのリハも七月からなので…。あと、映画の主演も決まりました。」「おお、遂に主演か!どんな映画だ?」「過去に家族を皆殺しにされ、誘拐され洗脳されて組織の殺し屋となった女が、奪われた記憶を取り戻し、自分を追う刑事と手を組み組織を壊滅させるというアクション物です。ヌードかそれに近いのがあるかもしれません。」「国際的女優への一歩だな!脱ぐ価値があると判断したら迷わずにやりなさい!」「いいのですか?」「勿論だ!大きなチャンスじゃないか!おめでとう!」
 ドラマのオファーも来ているが、スケジュール的に難しく。今年はこの映画とモデルを中心に頑張っていくようだ。

「御主人様。少しでいいから逢いたいの。」沙莉の淋しそうな声が胸に刺さる。後日、また美羽に協力して貰ってホテルで会うことにした。
 並んでダブルの部屋を二つ予約する。このホテルは無人管理システムで、予約時のバーコードが無いとエントランスにも入れない。美羽が見つけてきたのだが、密会するにはピッタリだ。
 早めにチェックインして沙莉を待つ。ちょっとしたプレイ道具は持って来たが、ビジネスホテルっぽい造りだから、音は漏れてしまいそうだ。時計の針が中々進まない。

 コンコン♪ドアがノックされた。慌てて飛び起きドアを開ける。黒いキャップを目深に被り、大きな丸い黒縁眼鏡、ロックTシャツに赤いパーカー、ボロボロのGパン。一瞬、誰かと思ったが、変装した沙莉だった。思いっきり抱き締めた。沙莉の花のような匂いをいっぱい吸い込む。「御主人様、ちょっと…痛いかも…。」「すまん!」一旦、身体を離してから沙莉の帽子の鍔が当たるのも構わず唇を重ねた。貪り合うように舌を絡め吸い合う。沙莉の細い身体を抱き締めたまま、ベッドへとなだれ込んだ。
 沙莉の帽子と眼鏡を外して、再び唇を重ねる。Tシャツをたくし上げ、ブラジャーを外して大きな丸い乳房と不釣り合いな小さな乳輪と乳首を露出させた。揉みしだきむしゃぶりつく。「ハァハァ…御主人様、可愛い…。」沙莉の両手が私の頭を包む。Gパンを下ろそうとベルトに手をかける。「御主人様、靴!」
 沙莉は一旦、ベッドから起き上がり、自ら全裸となった。「美しい…。綺麗だ。」「ありがとうございます。」じっくり見たくて、沙莉をゆっくりと回らせる。
「胸も尻も少し大きくなったか?」「はい!Fカップになりました。」アンダーが細いせいでもっと大きく見える。尻は以前より横幅が出来てより丸くなった。

 沙莉が後ろを向き、背中で腕を重ねた。今日は調教するとは言ってないのだが、このまま普通のセックスをする前に調教して欲しいのだろう。鞄からソフトロープを取り出し高手小手に縛りあげる。沙莉の瞳が淫猥な牝奴隷の瞳に変わっていく。「自分から調教をせがむなんて何てはしたない奴隷だ!」「はしたない奴隷にご調教をお願いします!」膝を着かせて股間に靴下を脱いだつま先を伸ばす。もう、熱くぬるぬると濡れている。脚を組み目の前につま先を差し出す。自らの愛液に濡れた足の指を一本一本ねぶる。


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