小百合の番の日曜日 4-2
おさむの顔をのぞき込みながら
頭を撫でたあと優しくくちびるを重ねていく
(今日何回目のキスになるんだろう いっぱい
キスしちゃってる…)
キスをしたあと
ちり紙で手やおまんこ おさむのおちんちんなどを
ふいていき携帯で時間を確認する
「3時ちょっと前…」
ふく きてしまって
「うん そうするね おさむくんは
ぎりぎりまでおちんちんみせておいてね」
「うん」
小百合は服を着ていき
パンツも履いて身なりを整えると
敷き布団をたたんで押し入れにしまいこむ
「だっこでいい?」
小百合にだっこされたあと
小百合はおさむのおちんちんを触りつつ
会話を楽しむのだった
あさからありがと
おこしてもらって
かおあらって
おしっこ
「全部だね 寝顔みれたし
携帯でとっちゃった」
30こえてるのに
「かわいいよ おさむくん」
そうなの
「うん また次回も起こしてあげるね」
ありがと
それから もくようびは
「今度の木曜日?」
おふろはいるの?
「あ 火曜日にしおりちゃん はいるから?」
さゆりちゃんは?
「わたしは…こないだ試してみたから
しばらくは現状のままでいいかなぁって」
それならそれでいいけど
「中に入れたい?」
いたがってたし
「うん 痛いって思ったから」
ふみきれるまで
むりにしなくていいから
「うん ありがと ただ、しおりちゃんには負けたくないなぁって」
おさむは困ったような表情になる
「結果的にしおりちゃんが先になるのは仕方ないと思うから
へいきだよ 病まないから」
それがしんぱい
「ゆきちゃんの暴走が相当トラウマなんだよね」
「こわい」
小百合はおさむの向きを変えて
胸に顔をあたるようにだっこすると
やさしくだいて背中を叩きながら
「だいじょうぶだよ しばらくこうしているから」
(ゆきちゃんのこと考えておびえるって…
一昨日はおさむくんが思わず
覆い被さったみたいだけど
我慢出来なくしたのはゆきちゃんだし…
わたしがゆきちゃんみたいになること
おそれてるのも仕方ないかなぁ)
「だいじょうぶ だいじょうぶだからね」
おさむは小百合の胸の中でじっとしたまま
しばらくいたあと
顔をあげて小百合を見る
「おちついた? 元の姿勢に戻すね」
おさむを元の姿勢にもどしたあと
「わたしは病まないからね」
しおりちゃんが
らいしゅうしちゃっても?
「うん そのときはそのときだもん
でも わたしのことも好きでしょ」
「うん」
「それなら気にしないから」
じかん
小百合は携帯で確認すると
「あと ちょっとあるから」
たのみたいことある
「なぁに?」
ぽにーてーるおろしたすがたみたい
「そう言えば 髪結ってるところしか
見せたことなかったね いいよ」
小百合はポニーテールにしてある髪の
ゴムを外して髪を下ろしてみせる
長さは肩よりちょっと長い程度の長さになっていた
せみろんぐ
「そうだね くみこちゃんより長いけど
しおりちゃんよりは短い感じ」
かみおろしたすがた しんせん
「滅多に見せないからね この姿 かわいい?」
うん かわいい
「ありがと」
そろそろ ずほんとか
「時間だもんね その前にもう一回
なめてもいい?」
「うん」
「おさむくん 一人で座って 足広げてね」
「うん」
小百合がおさむを座らせると
あしをひろげるおさむ
そして小百合はおさむのおちんちんを舐めていき
「また硬くなっちゃいそうだけど がまんできる?」
たぶん よるに ゆきちゃん
「あ そっか じゃあ、射精はよるでいいのね」
「うん」
おさむのおちんちんを何度か舐めたあと
ちり紙で拭き取ってから
ズボンとパンツをはかせていき
シャツの裾をきちっとズボンの中にいれて
整えると
「そろそろ 居間に行くけど へいき?」
うん きょうはありがと
ふれんちとーすと おいしかった
「またつくってあげるね」
また もくようび
「うん 最後にもう一回 キスしよ?」
小百合はおさむのくちびるにくちびるを重ねていき
十数秒間キスしたあと
頭を撫でたあと
「またね」
らいん
「うん わたしからするから」
まってる
「じゃあね」
おさむの部屋をあとにして
居間に向かうと
幸子の父親が小百合の姿を見るや
「さゆりちゃん そろそろ帰るの?」
「はい おねがいできますか?」
「うん 自転車積むからまってね」
幸子の父親は外に出て小百合の自転車を車につむ
その間に
恵美子達と挨拶をして
「さゆりちゃん 朝からありがとね」
「いえいえ また土曜日に」
「待ってるね 来週はしおりちゃんの番だけど
石見さんもくるって…心配」
「しおりちゃんのお母さん…なにしにくるかは
わたしにはわかりません」
「そうだね」
「でも、来週はおばあちゃんが
トイレ介助するほうが無難だと思う」
「あ うん さすがにしおりちゃんに
させるのはまずいから そうするわ
ゆきちゃんもだけど」
「うん わたしたちがしてるって知られると」
「問題だからね それじゃ、息子が自転車積み終わったみたいだし」
「はい おじゃましました」
「またね」
小百合はバッグを背負って外に出て
幸子の父親が運転する車に乗ると
幸子の父親は車を発進させるのだった