冴子の秘密-5
社長室の机に書類を置き、これで完了。内容は朝一で確認してもらおう。
ふと誰もいない社長室を見回す。
こんなにじっくり見ることなんてなかったけど、意外と広いのね。そして高級そうな机に椅子。他の社員が使うものとは大違いだ。
部屋にあるソファも骨董品も、どれも高そうなものばかり。こんなものに囲まれているなら、わたしの訴えなんて大したことないと思うでしょうね。
社長に対する怒りが体の底からふつふつと込み上げてきた。日頃の鬱憤もあり、冴子はあることを思い付く。
冴子は社長室の机の角に自身の割れ目を押し付け、上下に動かし思い切り擦り付けた。
「はッ…ぁん!…はぁんッ!!」
社長室での恥ずかしい行為、いけないことをしているという背徳感があったがそれは徐々にスリルへと変わり、冴子はものすごく興奮していた。
自分の勤め先ということも忘れ、声を上げて動きは止まることなく夢中で動かし、そのうち体はびくんと跳ねた。冴子は軽くイッてしまったのだった。
社長室の中は牝のいやらしい匂いが充満し、机は冴子の愛液で濡れていた。