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社長室での秘め事
【OL/お姉さん 官能小説】

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冴子の秘密-4

社長も社長だ。こちらも今日まで黙っていたわけではない。おかしいと思い始めたころから何度もこのようなことがあったと接待後に報告していたが、取引先と揉めたくないのか社長は曖昧な返事しかせず、何の対策もしなかった。

***

何とか今日の接待を終え、取引先も社長も帰っていくのを見送ったあと、自分も帰ろうとしたが社長の明日のスケジュールチェックと必要書類の準備を忘れていたことに気づいた。岡野は私用で欠席のため、明日の業務は冴子一人に任されていた。
これは帰るわけにはいかないと思い、冴子は一人会社へ戻った。

***

「ふぅ…これで全部ね。」

書類の束を前に冴子は汗を拭うポーズをした。
時刻は既に0時を過ぎており、これは終電に間に合わないかもしれないと苦笑いした。
とにかく少しでも早くここを出よう。冴子は書類の束を抱え、社長室へと向かった。


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