オマンコ-5
まだ花芯そのものには触れてないが、端っこと言えオマンコはオマンコだ。初めて触れた女の花園…、感動すら覚える。
（オマンコ触った…、す、スゲェ…）
股を開いた女の股間に手を当てている自分は大人への階段を確実に上がっているように思えた。何とも言えない柔らかな肌の感触がたまらない。健斗のペニスは臆する事なく、早くも復活する。
「あ、姉貴…、開くよ？」
「うん…」
「ゴクッ…」
生唾を飲んだ健斗の手がゆっくりと日菜の女花を開いて行く。まるでラグビーボールが膨らんで行くかのように大きくなっていく縦型楕円。ビラビラの内側が少しずつ明るみになる。オマンコと言うより女性器…、複雑な形状をした女の生殖器に健斗は熱い熱い視線を浴びせる。
そしてパックリと開いた女の花園に目も顔も煌々とする健斗。
「スゲェ…」
同級生の男全員が興味を持っているであろう、みんなが見たくて見たくて仕方ない女の淫部が目の前に…。
「スゲェ…」
その存在感に、スゲェとしか言葉が出なかった。
（ああん、あんな目で…。やっぱり恥ずかしい…）
力が抜けそうな日菜。悩ましげな顔をして指を咥え恥じらいに耐える。
女性器のベールが剥がされた。ビラビラに隠されていた割れ目の奥がハッキリと見える。そしてその中心よりやや下に存在する窪みを見つめる。
「そこ…、チンポ入れるトコかな…」
そう呟いた健斗にドキッとした。
（ヤられちゃう…！？）
健斗もセックスを知っている。興奮状態のペニスを入れる場所も確認された。そこに入れて快感を得る知識もある。自分はもういつ男に犯されてもおかしくない状況にあるどころか、自ら股を開いている。日菜は少女にとって今、いかに危険な状況にあるのかに気付いた。
（健斗を信じるしかない…。私を大事に思ってくれてるって…）
例えどんなに興奮しても、理性は失わない…、それを信じるしかなかった。健斗とセックスする覚悟はある。だがちゃんとしたかった。理性を失った状況では嫌だ。ちゃんとヤりたかった。健斗の初体験かもしれないが、日菜にとっても大事な処女だ。いつまでも思い出に残るような、そんな瞬間を迎えたかったからだ。それは今ではない。今はダメ、ダメだよ？日菜は心の中で健斗に囁き続けた。
「そこだよね、チンポ入れるトコ…。」
日菜は不安と恐怖を抱きながら答えた。
「うん…」
と。