オマンコ-2
泡立った手が性器を滑る。また下半身のモヤモヤが戻って来た。男に性器を撫でられるのも初めてだ。膝がカクカクする。
「ああん、健斗…、気持ち良くなっちゃう…」
「姉貴…」
いやらしい顔をする日菜にドキドキする健斗。
「部屋でゆっくり、見たい…」
「部屋で…?ハァハァ…、分かった…。いいよ…?」
「ま、マジ!?じ、じゃあ!」
健斗は自分の体と日菜の体をシャワーで洗い流す。
「健斗、先に部屋に行ってて?」
「分かった!」
健斗は体を拭き先に2階の自分の部屋に向かう。体を拭いた日菜はバスタオルを体に巻き、鏡で自分の顔を見つめる。
「健斗の為…、頑張らなきゃ。昔は平気で見せたじゃない。」
子供の頃無邪気に股を開いて見せた事もあるし、先日も見せたばかりだ。恥ずかしくない…そう言い聞かせる。だが男性経験0の日菜はまだまだそんな積極的なお姉様にはなりきれない。やはり性器を見られるのは恥ずかしさを捨てきれなかった。そしていよいよ健斗の待つ自分の部屋に行く。
(オマンコ♪オマンコ♪姉貴のオマンコ♪)
この間は時間がなかったが、今日は有り余る程に時間がある。日菜のオマンコをじっくり観察し、あわよくば弄り、舐めてみたいと思っている。勇気を振り絞り気合いを入れる姉は、気合いフルマックスの弟の待つ部屋へと向かって行った。
耳をすませる健斗の耳に日菜が階段を昇って来る音が聞こえた。
(き、来た…!)
緊張が走る健斗の背筋が伸びる。階段を昇り切り廊下を近づく足跡、そしてドアノブがガチャっと音を立てた。
「お待たせ…」
バスタオルを巻いた日菜がはにかんだ笑顔を見せながら入って来た。心臓がドキドキする健斗も少し照れていた。
「う、うん…」
中に入りドアを閉めた日菜。今まで小さな頃から何度も入って来た弟の部屋だが、今日は何となくいつもと違う雰囲気に感じた。自分の体を求める男の部屋に足を踏み入れたような感覚…、女としての緊張を感じた。バスタオルを腰に巻いただけの健斗にもドキッとする。
(やだ、私、健斗に緊張してる…。)
もしかしたら今まで見た中で健斗に一番男を感じたかも知れない。日菜は健斗から視線を外しながら歩み寄り、健斗の隣にゆっくりと腰を降ろした。
「な、何か…緊張しちゃうね…」
「う、うん…」
奇しくも日菜の言葉が更に2人の緊張を高めてしまった。