魔物戦記〜新たな仲間〜-9
「よろしく」
「こちらこそ」
「なんで置いてかれちゃったの?」
「ここだけの話、私の相棒は人間じゃないのよ、それで今回のは人間には毒だからって」
「ベヒモスの霧ですね?」
「ええ、何でそれを?」
「私の相棒はバンパイアで私もそういわれて置いていかれたの」
「あなたの相棒も?お互い大変ねぇ」
「本当よ!味覚もおかしいし!」
「あたしの相棒もそう!絶対美味しくないような物を食べたがるの」
「そうそう、意味のわからないものばっかり」
「気が合いそうね」
「うん」
「よし!今日は飲もう!」
「不満ぶちまけてね」
こんな話しながら飲みまくっていて現在に至る
そこへお爺さんからバーへと向かった事を聞いた二人がやってきた
「あぁ!ノウェら!お帰り!」
「なんら、ナギも一緒らの?」
「亜美、お前飲み過ぎだぞ」
「水奈、お前もだ」
「いいの!」
「そうそう」
「いや、よかねぇって」
「おやすみ
おやすみ」
二人は机に伏せって寝てしまった
「おいおいおい」
「勝手だなぁもう!」
「お互い大変だなノウェ」
「あぁ・・・ん?」
「どうした?」
「お前、ワインに詳しいか?」
「一応は」
「どれくらい?」
「匂いでわかる・・・くらい・・・」
「気付いたか?」
「嘘だろ?」
ノウェが机の下からビンを見つける