魔物戦記〜新たな仲間〜-10
「残念だけど・・・ビンゴだ」
ノウェがナギに渡したビンにはシャトー・ペトリュスの字があった
「冗談だろ?」
「こらぁ一本23万くらいか?」
「赤ワインか・・・最近値が上がったんだ」
「どれくらいになるんだ?」
「1953年物かぁ安くて一本30万Бくらいか」
「やってくれたよ」
「まったくなんてこった」
ノウェとナギは机に伏せっている二人を背負って会計をすませた
「今回と前回の賞金はパァだな」
「17本も飲みやがって」
「全部で662万とちょっと」
「当事者は二人して爆睡と来たもんだ」
「勝手な奴らだよ」
「ノウェ、部屋はどこだ?一番奥」
「んじゃ俺たちの部屋にこいつら寝かせてお前達の部屋で俺たちが寝よう」
「そらいい案だ!酒臭くて寝れやしねぇ」
ノウェとナギは亜美と水奈をベットに放った
「これで起きないんだもんなぁ」
「俺たちも部屋で寝よう」
「そうだな」
こうしてノウェとナギは眠りについた
次の日にガロと再会するとも知らずに・・・