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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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昔の男との邂逅B-3

「ーーそれで、押し倒されちゃったんですか?」

木綿子はどきどきさせながら、勇気を振り絞って聞く。
少なくとも普段、性的な印象のない彼女から、その話を聞いてみたかった。

「佐藤くん、そんなこと言ったの?」

車を運転する加奈子から、困ったように聞き返される。
木綿子はしまった!と思い、慌てつつも何とか誤魔化す。

「いや、具体的に聞いた訳じゃなくて、八つ当たりしたって……彼の八つ当たりってそういうことかな、と」

「もしそうだとしても、八つ当たりの具体的な内容をあたしに暴露されたくないんじゃない? 彼は優しいから、自分を卑下して、悪く言う癖があると思うんだよね。全部が全部、八つ当たりだなんて思わないよ」

赤信号で止まる途中、木綿子の方に目線をずらして、加奈子は眉毛を八の字にさせながら苦笑いしていた。
だが「あ」と加奈子が声を出して、思いついたように言う。

「そうじゃないのか。ふふ、佐藤くんのいやらしいところ、想像したとか?」

「え、あ……っ、な……っ」

正確には「加奈子の」だが、二人の性行為を想像したことは間違いない。
木綿子は思わずうろたえてしまう。

「やだ、図星? 木綿子ちゃん、あたしたちのこと見たんだもん。考えちゃうのは当たり前じゃない?」

「そ、そりゃ………そ、なんだけど……」

その反応に、加奈子はくすくすっと笑っていた。





「ーー中村さんさぁ……しんどかったら本当に、担当、変えてもらってもいいんですよ?」

柚木が上に上がり、三人になったタイミングで、木綿子が切り出した。
酔っていて普段抑圧している感情が表に出ているのか、機嫌もどことなく悪そうなのが分かる。

「バカな後輩が、機嫌悪くなって八つ当たりすることもないしぃ?」

「ばかって、僕のことじゃんっっ」

理央が加奈子の横で、声をあげる。

「本当のことでしょぉ? 中村さんは倉田さんのこと、悪い虫だとも思ってないと思うけど、佐藤くんが勝手に気にしてるだけじゃん」

「ど、どうせ僕は子供だもんっ」

むぅ、と理央は口を尖らせる。

「だって、加奈子は可愛いんだもんっ。加奈子は気にしてないけど、向こうはわからないじゃんっ。前よりももっと可愛くなってるのに気づいたら、好きになっちゃうかもしれないじゃん」

目を潤ませて、下を向きながら理央はそう吐き出す。
加奈子は、ふぅとため息をついて理央の右肩をさする。
そうしながら、ちらりと木綿子を見た。

「倉田は、木綿子ちゃんと会社との関係知らないんでしょう? 木綿子ちゃんに何か失礼なことしたなら別だけど、そうじゃないのに急に担当が他の人に変わったら、かなり気にするようなタイプだと思うから……。
それに、佐藤くんにも言いたいんだけどーーあたしと付き合う前に佐藤くんが好きだった人、あたしも知ってるわけでしょ? 倉田のことと一緒じゃない? それに、あたしも仲良くさせてもらってるとはいえ、未だに連絡取ってるじゃない」


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