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感星の惑覚
【ショタ 官能小説】

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ぼくと奥さまの一夜-2


 そして奥さまの身体に乗っかると、奥さまの股間にチンポを挿しこみにかかったのです。

 「こらこら、」奥さまはぼくのチンポを手にとって「キミ、そっちじゃないの。こっち側に挿れるの。」
 とぼくの腰に手を当てて、奥さまの身体にぼくの身体を強く密着させたのです。

 ぼくのチンポが、奥さまの身体の内側にはいりこみました。
 (これは……まばゆいほどの金星の輝きだ……)
 (そして……太陽に一番近い水星の、灼熱の大地だ……)

 ぼくは目を開きました。そこは奥さまの豊かなおっぱいの谷間でした。
 (土星だ……輪がぼくのまわりを取り巻いてる)
 (空がピンク色だ……これは火星の空かな……)

 でもぼくの視線がずっととらえていたのは、奥さまが半開きの唇から嬉しそうに息をもらす顔でした。
 ぼくはその顔を見ながら、つぶやきました。
 「はなさん、すごく気持ちいいです。」
 奥さまはぼくの唇のそばに唇を寄せて言いました。
 「名前、やめて。いまは『キミ』とわたしだけ。」

 ほんの数分前までホンモノの女体の秘部を見たこともなかったガキが、奥さまとチンポで感じあっている……
 ぼくは、ふたりが肌を寄せあうベッドが「快楽の星・木星」となって星の世界をただよう光景を心にえがいているうちに、うとうとまどろんでしまいました。

 「え、えっ、えーっ!!」我にかえったぼくは、奥さまの股間に指先を入れました。
 「こらっ、キミ!」奥さまは驚いてぼくの手をひっぱりました。「何いきなり指つっこんでくるのよ。」

 「ぼくの……コンドームが奥さまの中ではずれたみたいなんです……」
 すると奥さまは片手を見せてきました。
 そこにはくくられたコンドームが握られていました。
 「キミが眠ってる間にはずしたの。こんなの、キミみたいなc学生の子が処分するものじゃないからね。」
 「そ、そうだったんですか……」ぼくは安心して落ち着くと、さっきより一段と強い眠気におおわれてきました……

 気がつくとぼくは、ベッドの上でひとりになっていました。
 そして、迎えに来てくれた事務所の女性幹部さんの車に乗せられ、夜になった街を走り事務所へ向かいました。

 車の中で、幹部さんもぼくもずっと黙ってカーオーディオで放送を聴いていました。
 事務所の車だから、会話は録音されてるからだな、と思いました。

 途中で、幹部さんとぼくはコンビニで車を降り、駐車場の片隅でチルドのカップコーヒーを口にしました。
 幹部さんが言いました。「愛してあげた?」
 「……はい」ちょっと自信がありませんでした。
 「愛してもらった?」
 「はいっ!」これははっきり返事ができました。
 「そう……」幹部さんは夜空を見上げて言いました。
 「キミとあのひとは、互いに愛して愛されたのよ。加害被害の立場なんかじゃないからね。」
 「はい。」ぼくもそう思っていました。
 
 
 


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