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特別身体検査をしてくれたお医者さんにマンションでエッチなことされちゃった
【フェチ/マニア 官能小説】

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終幕-1

 それから3ヶ月後のこと……

 拓也は大学病院で課題レポートの提出に追われていた。研修医は年に数回、テーマを決めて臨床医実習のレポートを纏めなければならない。提出期限に負われて昨夜も病院の研究室で居残り、ほぼ徹夜の状態で憔悴しきっていた。朝方ようやくマンションに戻ってきて、一眠りしたところだった。

 目を覚ますと、もう朝11時を回っていた。今日は久々の休日。ゆっくりできるはずだが、身体はまだ疲れで重い。

 ピンポーン♪……玄関のチャイムが鳴った。

 拓也はふらふらと玄関に向かい、ドアを開けて驚いた。そこには夏美と由衣が立っていた。彼女たちの笑顔が、眠気を吹き飛ばした。

「こんにちは。拓也先生」

「こんにちは。お久しぶりです」

「き、君たち!!」

 2人は制服の上にダッフルコートを着て、大きな紙袋を持っていた。

「えへへ……来ちゃいました」

「ちょ、ちょっと待ってて……」

 拓也は慌てて部屋に戻ると服を着替えてから改めてドアを開けた。2人の少女は寒そうに身体を縮こまらせていたが、拓也の顔を見ると、ほっとしたように微笑んだ。

 由衣の腕にしがみつきながら、恥ずかしそうに俯く夏美。彼女の様子からは、あの日の記憶が蘇る。あの3か月前の出来事が生々しく脳裏に浮かび上がってきたのだった。

 とりあえず拓也は2人をリビングに迎え入れた。ソファに腰掛け、ほっと一息つく2人に、拓也は熱いミルクをカップに注いで差し出した。

「あ、先生、ありがとうございます!」「嬉しいです!」

 夏美と由衣は同時に頭を下げ、満面の笑みを浮かべながら美味しそうにミルクを飲んだ。

 拓也は彼女たちが来てくれて嬉しかったけども、ここは厳しく大人の対応を取らなければならないと思った。彼女たちが一息ついたところで、拓也は静かに語りかけた。

「あのさぁ、君たち……あの時、もう、これっきりにしようと言ったよね……」

「はい……でも……」

 夏美と由衣は顔を見合わせた。そして由衣が何か思いつめたかのような表情で口を開いた。

「やっぱり、先生のことが忘れられなくて……それに先生、ひどいじゃないですか」

 夏美も顔を赤くしながら口調を合わせて訴えた。

「そうですよ。あたしたちに……あんなふうにまでしてくれたのに……あのままって……」

「いや、だから……」

 拓也が言葉に困って口ごもると、夏美はさらに続けた。

「あの……あれからも先生のことを思い出して……勉強も何も手につかないんです……このままではおかしくなりそうなんです……」

「ええっ!?」

 2人の真剣な眼差しに圧倒される拓也。彼女たちの表情には真剣さが溢れている。中には狂気じみたものさえ感じられた。これはまずい、と拓也は思った。

「き、君たちはいったい……僕に何を期待しているんだ?」

「あたしたちと、これからもおつきあいしてください!」

 2人の少女はすがるような目で拓也を見上げた。その目には、切ない願いが込められていた。拓也は彼女たちの願いを叶えてやりたいという衝動に駆られたが、それは許されないことだと自分に言い聞かせた。

「いや……だから……それは……」

 夏美と由衣はじっと黙ってこちらを見つめている。2人の目には涙が浮かんでいる。そんな目で見られると、心が揺れ動く。

「でも、親御さんが心配するだろう? 君たちみたいな若い女の子が、こんなところに出入りすると」

 拓也は自分で言いながら、ずるい言い逃れをしていると自覚していた。

「あ、それは大丈夫です。塾の先生に勉強を教えてもらいに行くって言ってありますから……」

「えっ、そんな……」

 そんなことで親御さんが納得するようにも思えないのだが……彼女たちはどこまで本当のことを言ってるのか拓也にはわからなかった。

 拓也が戸惑っていると、夏美と由衣が紙袋を持って立ち上がり、キッチンの方に向かった。

「え?おい、君たち、何を……」

「先生、お昼ご飯、まだですよね。あたしたち、何か作ってあげようと思って……」

「研修医って忙しくて大変なんですよね? 栄養つけなくっちゃ…」

 彼女たちは、持ってきた紙袋の中から食材を取り出すと、調理を開始した。冷蔵庫の中をチェックして調味料とか、いろいろ取り出している。

「おい、ちょっと待ってくれ……」

 2人がキッチンで仲良く料理する様子を拓也は呆然と眺めていた。

 テーブルの上に次々と美味しそうな料理が並んだ。鶏肉と根野菜をハーブで煮込んだチキンシチューにポテトサラダ。それから夏美が生ハムとアボカドのサラダを運んできた。由衣がバケットを切り分けて皿に盛りつける。

 2人ともなかなか手際が良い。

「さぁ、先生。召し上がってください」

「う、うん……いただきます……」

 拓也は、言われるままにキッチンのテーブルのところに座った。向かい合う席で夏美と由衣は期待の眼差しでじっと拓也を見ている。

 2人の少女の真剣な視線を浴びつつ、拓也はおそるおそるスプーンを口に運んだ。鶏肉の煮込みはハーブの香りが利いていて食欲をそそる味だ。


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