終幕-2
「うまい!……ほ、本当においしい……」
2人は顔を見合わせてガッツポーズをした。
「よかったぁ。先生にお口にあって……」
「やったねー、あたしたちの料理の才能、すてたもんじゃ無いじゃん!」
2人が嬉しそうにする様子を見ていると拓也もなんだか幸せな気分になってきた。
「あの……先生……これからも、毎週先生のご飯を作りに来ていいですか?」
「先生、いいですよね? もっといろいろ他のお料理とかも勉強してきますので」
「あ……うん……そ、そうだなあ……」
拓也は、彼女たちのことが心の底から愛おしくなってきていた。これが彼女たちの作戦とわかっていても、断りづらくなっていたのだ。
食事の後、ソファに腰を下ろすと、夏美と由衣も拓也の両側に座って、寄りかかってきた。体温が感じられ、2人の髪の毛の良い匂いが鼻腔をくすぐる。
「先生……」
2人は切なそうな表情で拓也を見上げている。その目は潤んでいた。その視線を受けると、なんだか心が溶かされてしまいそうになるのだ。
「あたしたち……これからも……来ていいですよね……」
由衣が甘えたような声で囁くと、夏美も口を開いた。
「あたし達にできることなら何でもしますから!」
これはいけない!と思い直そうと必死に理性を動員しようとしたが、彼女たちの甘い囁きに抗えなかった。
「ああ、いいよ……もう……好きにしてもらって……」
そう答えると、2人とも嬉しそうな顔をして、拓也に抱きついてきた。彼女たちの身体は柔らかくて温かくて……そして心地よかった。
数時間後、拓也は2人とともに、バスルームの中にいた。
2人の少女と向かい合って湯船につかっているのだ。場の雰囲気に流されて、いつの間にやらこういう展開になってしまった。彼女たちの裸は3か月前にも見たのだが、再び目にして拓也は鼻息を荒くしていた。2人の柔らかそうな乳房がお湯の中で揺れていて思わず目を惹き付けられてしまった。
「先生と一緒にお風呂に入れてとっても嬉しいです」
由衣が無邪気に笑う。夏美は恥ずかしそうに、はにかんだような笑みを浮かべている。
「あたしも……こんな幸せ……信じられないです……」
かすれたような夏美の口調が拓也の心に染みこんでくる。
拓也の胸に急に愛おしさがこみ上げてきた。2人の身体に手を回してぎゅっと抱きしめた。2人の乳房が拓也の胸に押しつけられて潰れている。
夏美も由衣もうっとりした表情を浮かべている
2人の頭を撫でてさらに強く抱き寄せると、2人の頬が拓也の顔に触れて甘い匂いが漂ってくる。
しばらくの静寂の後、夏美が拓也から少し身体を離した。
「あの……先生……あの、あたし……」
夏美は上目遣いで拓也を見上げている
「さっきからちょっとその……トイレに行きたくって……」
「あ? トイレ? ……その…おしっこかな? うん……そのままでいいよ」
拓也は平然と答えた。
「えっ、そのままって……それは……」
夏美は太ももをすりあわせるようにしながら、不安そうに拓也を見つめてくる。
「だから、そのままお湯の中にしちゃえばいいんだよ」
「ええっ! そんな……」
夏美は顔を赤らめて戸惑っていると、由衣が照れ笑いしながら白状する。
「どうしよう……実はあたしも……おしっこしたくなってきちゃったし……」
「いいよいいよ、2人とも。いいから……ここでしちゃってよ……」
「でっ、でも…それはちょっと……せめてお湯からあがらないと……」
由衣が戸惑った表情を見せると夏美も力強くうなずいた。
「いいからさぁ」
拓也は強引に浴槽の中で2人を強く抱き寄せた。
「あっ、あっ……」「ちょ、ちょっと!」
2人は拓也の方に引き寄せられて、浴槽の中で膝立ちになった。2人の柔らかな恥毛が両側から拓也の腰にふんわり触れてくる。
「ほら……我慢しなくていいよ」
拓也は両手で、2人のお尻の方から手を回して指でぐりぐりと彼女たちの会陰(えいん)を刺激した。
「きゃっ、ひぁっ♡ そこは…」
「ああっ、んぁああっ……出ちゃう……」
2人は切なそうな表情でぎゅっと目をつむった。
その瞬間、拓也は両手の指先と腰の両側に水圧を感じた。お湯の中を見ると2人の股のあたりから黄色い液体がもやもやと広がっていくのが見えた。