放尿場面の診察-2
「はい。じゃあ、桐原夏美さんのほうも、おしっこを始めて……」
「えっ……は、はい…」
夏美もちょっともじもじしながら、足を開いて腰を少し落とした。最初はちょろちょろという勢いだったが、やがてリズミカルな流れになってシュロロロ……と噴出した。
(うわぁ……恥ずかしいよぉ)
夏美はじっと目を閉じて自分のおしっこの音に耳を傾けた。かなり赤面する思いではあったが、どこか快感もあった。耳まで赤く染まった。
夏美がふと目を開けると、医師が自分の大事なところをルーペで観察しているのが目に入った。顔から火が出る思いだった。まだ、おしっこが勢いよく出ているというのに……
由衣もそんな夏美の横顔をちらっと見ては顔を赤らめてうつむいたりしていた。彼女の方はすでにおしっこを出し終わっていて、しゃがんだ状態のままで医師の次の指示を待っていた。しずくがポタポタと股間から下に落ちている。
夏美の方も、尿の勢いが少しずつ弱くなってきていたが、ときどきおしっこが不安定に散らばって、医師のルーペを持つ手の方に飛んでしまったりした。夏美は恥ずかしいながらも医師に申し訳ないと思った。
やがて夏美のおしっこも出終わって、しずくがポタポタと落ちていた。
「はい、2人とも終わったみたいだね」
若い医師はガーゼを持って、検査台の由衣の方に近づいてきた。
「えっ?えっ?」
由衣が焦って立ち上がろうとしたとき、医師は彼女の肩を押さえて、中腰の状態の由衣の股間をそっと拭き始めたのである。由衣は驚いて、またしゃがんでしまった。夏美も仰天した。
「あっ、あの、ちょっと!」
真っ赤な顔で戸惑って、体を捻らせようとする由衣に対して若い医師は爽やかに微笑んだ。
「ほらほら、動かないで。もうちょっとじっとしててね」
医師はガーゼ越しに由衣の恥ずかしいところを優しく指で摩っている。おしっこを拭き残さないように割れ目の奥まで丹念に摩っているようだ。
「やーん」
由衣は恥ずかしそうに顔を背けた。夏美も横で見ているだけで恥ずかしくなった。しかし由衣の顔は真っ赤ながらも、どこか陶酔してうっとりしているように見えた。
若い医師はガーゼを持って机の上のシャーレに入れた後、また新しいガーゼを出してきて、夏美の検査台に近づいてきた。
「はい、次は君の番だね……」
医師は優しく微笑みながら、夏美の股間にガーゼをあてがった。
(うわぁ……)
夏美はガーゼ越しに、イケメン医師が自分の大事なところを優しくいじるのを感じた。イケメン医師の繊細な指の感触が、夏美の敏感な部分から伝わってきた。とても恥ずかしいはずなのだが、同時にすごく気持ちが良い。夏美は目を伏せて、されるがままになっていた。
このかっこいいお医者さんが、あたしのあそこを優しく拭いてくれてるんだ……そう思っただけで、夏美の恥丘の奥がキュンと甘く痺れる感じがあった。
「おかしいな……拭いても拭いても、拭ききれないなぁ……」
医師が夏美の股間を拭きながら、不思議そうに呟いた。夏美は真っ赤になった。イケメン医師に大事なところを弄られ続けたために興奮してしまい、あそこから熱い液体が浸み出してきているのだ。
(やだぁ……)
夏美は恥ずかしくて仕方がなかった。まさか検査の最中に自分がそんな恥ずかしい状態になってしまうとは思いもしなかった。横で由衣も、顔を赤らめてこちらを見ている。
「おかしいな……」
医師は首を捻りながら、ベトベトになったガーゼをシャーレに入れた後、新しいガーゼを取り出した。そしてそれでぎゅっと夏美の割れ目を拭き取った。
(ああっ、やぁあんっっ!)
夏美はつい、熱い吐息を漏らした。医師はその一拭きでやっと満足したらしく、一息ついて2人の方を振り向いた。
「これで一通りの検査が終わったよ。検査結果を説明するから、2人とも検査台を降りて、僕の机の前に来てくれるかな」
医師の声は優しくて、どこか甘い響きがあった。
「は、はい……」
2人はほっとしたような残念なような気持ちで検査台を降りて、医師の後ろについていった。
検査台の上では医師に恥ずかしいところを観察されて、とても狼狽してしまった。ガーゼ越しに大事なところを触られまくって、体が熱くなって悶えてしまった。それももう終わりなのだと思うと、夏美は少し寂しくもあった。
2人とも下半身は何もつけていないままだったので、歩いているとなんとなく頼りなかった。体操服の裾を下に引っ張って医師の後をついていった。
「こっちだよ」
医師は2人を机の前に誘導した。医師が椅子に座ると、2人はその横にある診察椅子に座った。下半身に何も履いていないのでお尻が冷たかった。医師の顔が近くに見えてドキドキした。夏美も由衣も体操服の裾を必死で下に引っ張って恥ずかしいところを隠した。