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特別身体検査をしてくれたお医者さんにマンションでエッチなことされちゃった
【フェチ/マニア 官能小説】

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不安と憂鬱の朝-2

「さあ、準備のできた人から、2人ずつ奥の検査室に入ってください」

 保険医の先生の声が聞こえてきた。

「はい」「はいっ」

 夏美と由衣は一番に検査室に入った。検査室は白いカーテンで仕切られていて、入り口のところに置いてある脱衣かごが目に入った。

「あ、そうそう。そこの脱衣かごのところにブルマとソックス、下着を脱いでおいてね」

 保険医の先生が検査室の入り口から指示をしてきた。

「えー、ここでショーツまで脱いじゃうんだ……恥ずかしいな」

 由衣は少なからず驚いたようだ。顔を赤くして夏美の方を見ている。

「そうだね……でも、おしっこの検査だから仕方ないのかな……」

 夏美もあきらめの溜め息を漏らしながら、ブルマのゴムに親指をひっかけて持ち上げた。ブルマを脱ぎながら由衣の方に目をやると、体操着の裾が持ち上がっていてレースの付いたショーツが見える。ピンクの花柄が可愛らしく見えた。

 由衣は覚悟ができたのか一気にショーツを脱いだので、白いお尻が見えて夏美はドキドキしてしまった。夏美も仕方なく、リボンのついた水玉模様のショーツを脱いでいった。

 2人ともソックスまで脱いで下半身は何もつけていない状態となった。体操着の裾を下にぎゅっと引っ張ってできるだけお尻や股間を隠すようにした。

「さあ、検査を始めるから、こちらのほうに来てください」

 歯切れの良い男の人の声がしたので、夏美と由衣はギクッとして奥の方を見た。

 奥の事務机のところに白衣の男性医師が座っている。若い……多分、20代半ばくらいだろうか。軽くウェーブのかかった髪の下に聡明そうな目が輝いている。鼻筋はすっと通り、爽やかな口元からは白い歯がのぞいていた。

「うそっ、かっこいいじゃん……」

 由衣が思わず呟いた。 由衣はイケメンに弱くて、すぐにのぼせ上がってしまうのだ

「う、うん……」

 夏美も呆気にとられた表情でうなずいた。

 2人はイケメンの医師に惹きつけられると同時に、そのようなかっこいい男性の前で、自分たちが下半身丸出しの恥ずかしい格好をしていることを思い出して恥ずかしくなった。2人とも体操着をしっかりと下の方に引っ張って、少しでも恥ずかしいところを隠そうとした。

 医師の顔をじっと見つめていると夏美の胸に軽い震えが走った。その若い医師がどことなく、昔近所に住んでいた優しいお兄さんに似ていたのだ。

 夏美が小学校2、3年の頃、近所でも評判のよい優しい高校生のお兄さんがいて、夏美が遊んでいるときなどによく声を掛けてくれた。自転車が壊れて困っているときに、直してくれたこともある。

 夏美は仄かにそのお兄さんに憧れていたのだが、夏美が小学校4年生の頃に県外に引っ越して行ってしまったのだ。そのとき夏美はとても悲しかったのを覚えている。目の前にいる若い医師はその優しかったお兄さんと、雰囲気が似ていたのだ。

 夏美は心の中が浮き立つ思いだったと同時に、この格好がとても恥ずかしかった。いくら、尿検査のためとはいえ、ブルマとショーツを脱いで下半身裸でいるのはとても恥ずかしい。夏美は力を込めて体操着を引っ張りながら股間を隠した。

 医師は2人が近づいて来たので、机の前の椅子から立ち上がった。そして横にある器具の方を指さしながら、夏美と由衣に優しく声を掛けた。

「さあ、検査を始めるよ。まず2人とも、そこの検査台に乗ってもらいたいんだけど……」

「は、はい」「はいっ」

 そこには2台の検査台が置かれていた。椅子ぐらいの高さだが、台の上がU字形の平板となっていて、そのU字の両側に足を跨いで乗るようになっている。

 夏美と由衣はやや不安そうな表情を浮かべながら検査台に乗った。足の裏がヒヤリと冷たい。足を乗せるところが狭いので、注意深く足を開いて乗らないと踏み外してしまいそうだった。

 夏美が検査台に乗って跨いでいる間から下を見ると、小型のバケツのような大きさの透明容器が置かれているのが見えた。

 医師は2人の検査台の前に立って夏美や由衣の様子を確認している。

「2人ともちゃんと乗ってくれたかな? 足場は不安定じゃないよね?」

「あ、大丈夫です」

「足元もしっかりとしていると思います」

 2人の返事を聞いてイケメン医師は満足げな表情で話を続けた。

「そう、それはよかった……じゃあ、これからその状態でしゃがんでもらい、おしっこをしてもらうからね……」

「ええっ、ここで?」

「そ、そんな……」

 2人は驚きの表情を見せたが、医師は微笑みながら静かにうなずいただけだった。


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