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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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小百合 はじめての麺の食事介助-2

綾はスープを最初に飲む

「昆布出汁?」
「うん どう?」
「おいしいというか こんなアレンジあるんだねぇ」

恵美子も口にすると

「ほんと こういうのもあるんだね
 レシピは覚えたから作れると思う」
「おばあちゃん たまにお願い」
「はいはい」

綾に頼まれ返事をする恵美子

「おさむくんはちょっと熱いから ふぅふぅ…」

小百合はレンゲに少しだけスープ入れて
息を吹きかけて冷ましたあと
おさむの口にいれる

「あつくない?」
「うん」

はじめてたべるあじ
おいしい

「よかったぁ」

横で見ていた句美子はホッとしたように言う

くみこちゃんありがと いつも

「うん」

小百合は自分もスープを飲んで

「うん おいしい 昨日 家で昆布出汁がなかったから
 かつお節で出汁を作って作ってみたんだけど」
「かつお節で おいしかった?」
「うん 昆布とは違うけどおいしかった」
「今度作ってみよう かつお節なら具材は海の幸がいいかなぁ」
「くみこちゃんもそう思う?」
「うん 魚介類で」

たべたい

「おさむくん…」
「今度作ってあげるね」
「あ くみこちゃん わたしも食べたい」
「あやおねえちゃんも…」
「だめ?」
「ううん 機会があえば」
「ありがと」
「麺ね ふぅ…ふぅ…ふぅ…はい、あーん」

膝立ちをして上から入れていく

「こんな感じ?」
「うん 問題ないよ そんな感じ」
「よかった…安心した顔になりながら自分も麺をすする」

小百合は自分も食べつつ
おさむに目をやりながら飲み込んだのを見て
食べさせていく

ねぇ くみこちゃん
そーせーじもおいしい

「ただ茹でただけだよ」

それでも うん

「おさむくん さといもの煮物はたべる?」

さといもはすきだからたべる

「はい あーん」

小百合はさといもをおさむの口に入れる

あじもちゃんとしみてる

「うん 濃い目にしてあるから」

とりにくも

「はい あーん」

一方 詩織はそんな小百合の介助を見ながら

(ちゃんと麺類も食べさせてるね さゆりちゃんも
 わたしも負けてられないなぁ)

「うん? しおりちゃん わたしの方見てどうしたの?」

小百合は詩織の視線に気づいて声をかける

「あ うん 麺類 ちゃんと食べさせてるなぁって」
「はじめてだから慎重にはしてるけど」
「わたしも負けてられないなって」

そこに綾が

「しおりちゃんとさゆりちゃんライバルなの?」
「「え?」」
「なんとなく」
「うん ライバルになりそう」
「そうだよね くみこちゃんにはさすがに追いつけないけど」
「え? わたし?」
「おさむくんにとって ゆいちゃん以外で…」
「あ うん そうだね」

照れるように答える句美子
そのあとも小百合はゆっくりとおさむに食べさせていき

「これで終わるけど スープは飲む?」
「うん」
「どうしよう?」
「どんぶり下におろしてストローさせばいいと思う」

句美子の指摘に小百合はどんぶりを
おさむの足下においてストローをさすと
おさむはスープを飲んでいき

もういいかも

「うん 戻すね そして はい 野菜ジュースね」

小百合はどんぶりを戻して
野菜ジュースを足下に置くと
おさむはそれを黙って飲んでいき
おさむが全部飲み干したのを見てから
烏龍茶をおく小百合

「飲み終わったね わたしたち後片付けするから」
「あ おじちゃん わたしがおしっこさせるからいくでしょ」
「うん」
「あやおねえちゃん 片付け終わったら部屋にいくから」
「うん 先におじちゃん連れて行くね」

綾はおさむをつれてトイレに向かう
句美子達と恵美子は台所に向かい後片付けをする

「おばあちゃん」
「うん? さゆりちゃん なんだい?」
「明日の昼 フレンチトーストとおかずはどうします」
「うーん 冷蔵庫もなくなってるようだから
 買いものしてくるね」
「おさむくんが食べたいものって」
「あの子はフレンチトーストあれば満足なんだと思うけど
 おかず どうしましょうかね」
「おばあちゃんにおまかせします」
「はい 料理もわたしとゆきちゃんのお母さんがするから
 さゆりちゃんはフレンチトーストのほうお願いね」
「はい…」
「あ おばあちゃん わたしからも」
「しおりちゃん?」
「来週 わたしの番 お母さんもくることになったから」
「あらあら」
「「え?」」

詩織の言葉に句美子と小百合は驚く

「それでお昼ご飯はお母さんも作るみたいなので」
「わかったわ よろしく伝えておいて下さい」

句美子と小百合はその場では言及するのを控えて
後片付けをすませると

「わたしは買いものに出かけるからあやちゃんにも
 伝えておいてね」
「「「はい」」」

恵美子は出かける準備にうつる
句美子達はエプロンをしまい
持ってきたものをしまいこんでから
おさむの部屋に向かうのだった


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