姉のカラダ-6
そんな健斗の顔を見つめていると、急に健斗に視線を向けられた。
「乳首、いーい…?」
日菜は思わず動揺する。
「えっ…、う、うん…。いいよ…?」
「へへへ…」
嬉しそうにニヤケた健斗。もしかしたら健斗が生まれて初めて日菜に見せたいやらしい顔かもしれない。日菜はそのいやらしい表情にドキッとした。
(健斗もあんな顔するんだ…)
そう思った瞬間、指で乳首を摘まれた日菜。
「あっ…んんん…」
出そうになった喘ぎ声を口に手を当てて慌てて押さえ込んだ。健斗は姉の喘ぎ声が耳に入らないくらい乳首に夢中になっていた。
(ああ、プニプニしててたまんねー…)
興奮の指を、日菜が痛がらないよう抑えて抑えて優しく弄る健斗。日菜は口の中で喘ぎ声を立てるが、弄っているうちに堅さを増していく乳首の変化に全く耳に入らない。
「姉貴…、何か乳首が堅くなって来た…。こんなにピンピン…」
早くも乳首はピンピンに張り詰めていた。乳首の感度が増し、そして恥ずかしい言葉をかけられ、日菜は恥ずかしさから顔を赤く染める。
「女の子って、乳首弄られて気持ち良くなるとね…、乳首がピンピンになっちゃうの…」
息を乱しながらそう言うのが精一杯だった。
「そうなの…?こんなにピンピンになっちゃうの…?」
「う、うん…」
「すげぇ…」
未知なる女体の秘密の一つを学んだ健斗は感動すら覚える。コリコリする乳首を夢中で弄る。
「んっ…、んっ…、んっ…」
ここでようやく日菜の様子の変化に気付く。
(姉貴…、何かいやらしい…。)
顔を甘苦ししうに歪め、体をくねらせる日菜を見て、日菜の乳首にも負けない暗いにビンビンになっている自分のペニスにも気付いた。
(チンコ、ビンビン…。何だろう、この抑えようがないような興奮…。ムラムラしてたまんねぇ…。この興奮は何をしたら収まるんだろう…)
ただ出せば収まる、そんな単純なものではないような気がする。その答えがセックスだと知るのは、もう少し後の事だった。今はただ答えがわからず悶々としたまま姉の乳首を弄っていた。
「んんん…、んんんっ…、んっ…、んっ…」
必死で口を手で抑えて声を塞ぎ体をくねらせる姉を見て健斗は思った。
(女って乳首弄るとこんなに悶えるんだ…)
と。健斗は日菜の乳首をコリコリと弄りながら、姉を観察していた。