姉のカラダ-12
そして健斗は生まれて初めて女の快感の壺、クリトリスに触れた。プニッ…、弾力があり独特の感触に体中の毛が逆立つかのような喜びを得る。
「ハァァっ…!!」
今までに体感した事のないほど大きくて衝撃的な快感に声を堪えきれなかっのは日菜だ。体を大きくビクンと跳ねらせ顔を歪める。その姿と声に驚いた健斗は思わずすぐに指を離してしまう。
「んんん…」
一瞬触れられただけで息を切らし脱力感に襲われた日菜こそ、クリトリスとは何かを知ったのかも知れない。襲われた快感の激しさに日菜が1番驚き混乱していた。
「ご、ごめん…」
あまりに苦しそうな日菜に健斗は心配になり謝ってしまう。日菜にとってはこの上ない快感も、健斗には痛がっているのかの判断がつかない。健斗は本気で日菜に謝った。
「い、痛かった…?」
日菜は気怠そうにゆっくりと目を開ける。
「その…逆…」
「逆…?」
「うん…。とんでもなく…気持ちいい…」
「えっ?あんな苦しそうだったのに…?」
「うん…、苦しいぐらい…気持ちいい…。」
「そ、そうなんだ…」
あんなに苦しそうなぐらいの快感…、健斗には想像出来なかった。が、取り敢えず痛くはないようで少しは安心した。だが安心出来ないのは日菜だ。
(絶対声を我慢出来ない…。弄られたらお父さんとお母さんに気づかれちゃう…。今日はこのへんにしとこう…)
親にバレるのはマズい。健斗はきっと、もっともっと触りたがるだろう。だが今はマズい。今日のレクチャーは終わりにしよう、そう思った。
「健斗、ごめん…。もっと触らせてあげたいけど、声出たらお父さんとお母さんにバレちゃうから…、今日は、終わりにしよ?」
「えっ…」
見るからに残念そうな顔をする健斗。まだまだいっぱい知りたくて仕方がない様子だった。
「2人きりの時、たくさん触らせてあげるから…。ねっ?」
大好きな姉のお願いだ。わがままを言って姉を困らせたくはないし、嫌われたくもなかった健斗は従う事にした。
「わ、分かった。姉貴、ありがと…」
「うんん?」
そう言って体を起こす日菜はシャツを正しい短パンを履いた。
「これ、あげるから…。おやすみ健斗…」
何かを健斗の掌に押し込めながらチュッとキスをして部屋を出て言った日菜。日菜を名残惜しそうに見送った後、掌にあるものを見ると、それはさっきまで日菜が履いていたパンティだった。
「えっ…!?」
驚いた健斗はパンティをジッと見つめる。
「姉貴ぃ…」
気付くとパンティを広げ、顔に押し当て匂いを嗅いでいた。
「ああ、姉貴…、どうしていいか分からないよ…。頭がおかしくなりそうだよ…」
そう呟くと、そのモヤモヤを振り払うがごとく、激しくペニスを右手でしごき始めるのであった。