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一人旅から
【熟女/人妻 官能小説】

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二人のマダム-2

「もう少しで高速道路を降りるから、そうしたら道の駅があるからさ、そこで休憩しようか?」 「はい、分かりました。お二人はお詳しいんですね。」 「あ、うん、何度も来ているからね。」 「じゃあ、いろいろ観光するところもご存じなんですね。」 「うん、今回は北部を観光しようと思ってあそこのホテルにしたんだよ。翔君は?」 「あ、いえ、僕は急に休みが貰えたので・・・。始めてなので北部観光から始めてみようかと思ったんです。それで全て込々で安く取れたので。」 「なるほど、今はネットでいろいろ検索できるからね。売れ残っていたりしたらバーゲンをやっているものね。」 「はあ、そうだったみたいです。」 「私達ついていたみたいね、君とこうして知り合えて。」と少し色っぽい目で僕を見て言いました。僕は返事に困り、「そ、そうですね。」と言うしかありませんでした。
僕はこの時これから初めての沖縄旅行で繰り広げられる事態に全然気が付いていませんでした。彼女達二人が何を目的に沖縄に来ていて、僕にあそこで話しかけレンタカーをキャンセルして僕と行動を共にするのか・・・。
麗香さんが助手席から、「翔君て、彼女はいるの?」 「え!ぼ、僕ですか?そんなのいるわけないじゃないですか、もしいたら一人で旅行しませんよ。」 「ふ〜ん、そう。じゃ、今まではいたの?」 「え!ぼ、僕、・・・。今まで母以外の女性と付き合ったことなんてありません。」 「え〜、そうなんだ、ふ〜ん、楽しみだわこれは。」と二人のマダムは僕に聞こえないように何か話をしていました。
高速道路から一般道に降りてすぐに大きな道の駅がありそこの駐車場に車を止めて外に出ると左側には綺麗な海が広がっていました。「あ〜、今日は天気も良くて、ほら水平線迄はっきり見えるし海の青さが引き立っているわね。最高のドライブ日和。さ、少し休憩しましょ。かき氷とかアイスクリームとか食べて体を冷やさないと暑くて。」 「はあ、そうですね。」歩道橋を渡り道の駅に行くと観光客がたくさんいて大賑わいでした。
お土産を買っている人や遅い昼ご飯を食べている人、僕達の様に休憩している人・・・。麗香さんが沖縄ぜんざいやアイスクリームを買い僕に渡してくれたので遠慮せずに椅子に腰かけ食べていました。すると美佳さんが僕に小声で、「ねえ、翔君、君ってもしかして未経験?」 「は?」 「だから未経験?」 「は?」 「もう!セックスの経験は?」 「え〜!そ、そんなこと・・・。」と僕が顔を真っ赤にして下を向いて黙っていると二人が小声でボソボソ何か話をしていました。
(どうしてそんなことを聞くんだろう?まさか僕に変なことをするつもりじゃないだろうなあ、怖いなあ。)と僕は怖さ半分、ひょっとしてという期待半分で下を向いて黙っていました。「さ、お手洗いに行ってまたドライブしようか?」 「はい、そうですね。」
お手洗いに行った後、三人で車に戻り道の駅を出発して最北端の岬を目指しました。左側に綺麗な海を見ながら走り続けてやっと岬の駐車場に車を止めたのはもう2時を回っていました。
断崖絶壁という言葉がそのまま当てはまるようなかなり迫力のある景色で、遠くの水平線まではっきりと見えて凄く良かったです。「二時間ドラマに出てきそうな風景だね。本土の景色とは岩肌が全然違うから迫力があるね。」 「そうですね。」海から吹き上げてくる風が強く熱さを忘れさせてくれます。しばらく景色を楽しみ風に吹かれて、「さ、これからホテルに行ってチェックインしようか?」 「はあ、そうですね、丁度いい時間になりそうですね。」
僕達は車に乗り込み○○ホテルに向かい駐車場に車を停め、それぞれキャリーバッグを転がしてチェックインカウンターに向かいました。もう夕方の4時になっていました。「お車が一台のようですが、お知り合いですか?」すかさず麗香さんが、「はい、知り合いです。」 「閑散期で少しお部屋が空いていますので、お隣同士のお部屋にいたしましょうね。」また麗香さんが、「はい、是非お願いします。」 「どちらも本日から二泊の御予定ですね。はい、じゃあ、これが瀬戸様、こちらが佐々木様。夕食朝食共にレストランでのバイキングになっておりますので。」 「はい、分かりました。」
僕達はカードキーを受け取りキャリーケースを転がして部屋に向かいました。「よかったわね、隣同士だって。」麗香さんと美佳さんはニコニコしながら僕にそう言いました。「は、はあ、そうですね。」僕はその時言いようのない不安が心を横切りましたが、そのままエレベータにみんなで乗り込み上に上がって行きそれぞれ部屋の前でカードキーを翳しドアを開けて中に入りました。僕はバッグを置いて反対側のベランダの方のカーテンを開けて外の景色を眺めていると、トントン、とドアがノックされたので、(まさか。)と思いながらドアスコープを見ると麗香さんと美佳さんが何か話しながら立っていました。


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