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義父に犯されて:午前十時を過ぎたなら
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第四十一章 雨戸-1

【啓介と同居 四ヶ月目】 
【20●1年4月3日 AM10:00】

リビングで。

※※※※※※※※※※※※※※※

堪らず恵の胸をまさぐると、その腕を掴んで言った。

「あっ・・ま、待って・・・」
そして恥ずかしそうに窓の方を見た。

啓介は直ぐに理解すると笑いながら起きあがった。
ガラガラと音を立てて雨戸を閉めている。

「そ、そこまで・・しなくても・・・」

窓の鍵をロックし、カーテンもピッタリ閉める。
薄暗いリビングをさ迷い歩いてソファーに戻ってきた。
キッチンから漏れる小窓の明りだけが部屋を照らしている。

「声・・大きかったさかいな・・・」
含むようにして笑う義父の言葉に、顔を真赤にして恵が言った。

「し、しらないっ・・・」

そう言いながらも、義父の手に任せるままに服を脱いでいく。
一枚一枚、天使の白い肌があばかれていった。

「ああ・・・ん・・・」

再び昨日の強烈な快感が蘇ってくる。
啓介は美しい裸体に感嘆の声をあげた。

「綺麗・・や、ホンマ・・・」
「は、恥ずかしい・・・」

頬を染める女は隠すように男の胸に顔を埋めた。
男は意地の悪い顔をして言った。

「どや、昨日は武に可愛がってもろたか?」
自分の言葉に興奮したのか身体中の血が逆流していく。

「い、いやっ・・・」

恵の顔は言葉に敏感に反応した。
耳元まで真っ赤に染まっている。

「堪忍・・・そやけど、聞きたいんや。
アイツは俺の可愛い息子やからな・・・
仲良うして欲しいし、それになぁ・・・」

顔を上げた恵にイタズラっぽい目で言った。

「ものすごう・・興奮するんや・・・。
バチ・・・当たるかな?」

「もう、知らないっ・・・」

そう言いながらも恵は身体が熱くなってくるのを感じていた。

「すまんな、変な事言うて・・・
そやけど俺はアイツが好きや。
何回も言うけど、お前らの幸せを壊したくないのや。
恵、解かってくれるか?」

「お義父・・・さん」

「本当は俺一人のもんにしたい・・・。
そやけど、それは許されん事なんや。

恵、つらいやろうけど・・・
武と俺を一緒に愛してくれへんやろか?」

「お義父さん・・お義父さん・・・」

二人は熱い気持ちを込めて唇を重ねた。
激しく求め合っていく。

「ふ・・むんん、う・・・。
好き、お義父さん・・・愛してます、好きぃ」

「恵、めぐみ・・堪忍やで・・・恵ぃ」

「いい・・の。嬉しい・・・の。
私って・・ズルイ女。
ホッとしている・・・
喜んでる・・・だって・・だってぇ」

女の激情を唇で受けとめてやる。

「ええんや。堪忍してや・・・恵。
可哀想に・・お前は何も、悪ぅ無い・・・
それでええんや・・二人共、好きでええんや」

「お義父さん・・お義父さん・・・」

義父の唇が首筋を這う。
恵は男の背中を抱きしめながら声を出す。

「あ・・・ん・・お義父さん、聞いて・・・」
「あぁ・・・聞いたるよ・・・」

ゆっくりと胸を目指していく。

「う・・ふぅ・・・あ、あの・・日・・・
め、名刺を見つけてから・・ああぁ・・・」

義父の舌に痺れながらも、恵は懸命に話した。
夫にずっと「お預け」させていた事や、昨日の義父との想い出を大切にしたくて武には「口」でしか奉仕していない事を。

そして、その時夫への愛を自覚した事も。
啓介の舌が一番敏感なところに到着した時、恵はもう喋れなくなってしまっていた。

「あっ・・ああ・・ふぅ・・ん・・・」
ただ、ひたすらに新しい恋人の頭を押し付けるのであった。

「ええんや、それで・・・ええんや・・・
抱かれろ・・抱かれるんや、めぐみ・・・

俺と武の両方に・・・
それがお前の幸せになるんや・・・

何も、考えんでもええ・・・
お前にはその権利があるんや、ええか?」

男の言葉は半分も恵の耳に届いていない。
それでも恵の心には十分な安心感が広がっていった。

恵はこの官能の海に漂う事にした。
もう、悩まなくていい。

義父の言葉が優しく恵を包んでくれる。
恵は心の底から幸せそうな笑顔を見せて声を出すのであった。

「あっ・・あんっ・・ああ・・いいっ。
いいっ、お義父さん・・・

もっと、もっと・・言って・・・
私を守って・・・

私、信じる・・信じるわ・・・
愛してる、お義父さんも、あの人・・・も。

ああっ、あああっー・・・」

「そや、恵・・・感じろ、感じてええ・・・
お前は天使や・・俺と武の天使や・・・」

「あんっ、はんっ・・ふ、うーんん・・・
いいっ・・・お義父さん、いいっ・・
アナタッ・・ああっいいっー・・・」

恵は二人の愛する男達の顔を浮かべながら、大きな声をあげている。

雨戸を閉め切ったリビングでは新しい愛の儀式がおごそかに始まっていった。
恵は二人の男の愛を感じていた。

そして、これからも愛し続けようと誓うのであった。



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