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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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犯された哀しみ-23

パチ!!

音がするように 目を開け 白い天井を見て
麻衣は目を覚まして 裸で寝ている事に気が付き
起き上り 鈍い痛みを送って来る 頭を振り
回りを見回して 森の姿を探した

ーーー昨夜は????ーーー

痛む頭で 半身を起こし 隣のベッドを見て
誰も寝ていないことを知り 昨夜は・・・・

思い出そうと こめかみを指で押さえ 目を閉じて
昨夜の事を 思い出していた

食事の時に お酌をして 返杯に答え
レストランを出る時は 足元が揺らぎ
街の明かりが 大きな小さな 丸い光に・・・
所長がお尻を掴んで デュエットして・・・
副所長が私のお腹に手を回し 顔を摺り寄せ
マイクを持って・・・・
その後 お酒を飲んで・・・・・
記憶が途切れていた

痛む頭で 浴室へ入り シャワーを浴び
口の中の 粘り着く感触に 二度歯磨きをして
部屋に戻り バックから新しい下着を出して
身に着け 化粧を始めた お気に入りの
ルージュを引き ティッシュを咥え 鏡の中の
唇を見て頷き ゴミ箱へ ティッシュを・・・

麻衣の 動きが止まった

 ー えっ! ?? ー

綺麗に 化粧の終わった顔が 歪み
ゴミ箱の中の物を見つめ そっと持ち上げ
薄いゴムの中に 紛れもない男の物が入っている
ゴミ箱の中を覗き 二つの同じ物を見て

 ー 犯された ー

悲しみが 頭の中を覆て来る

ーー 男達が あの三人が ーー

裸の麻衣に 覆いかぶさる 男の姿が浮かび
眠っている足を 押し開き 肉棒を膣の中に埋め
腰を動かす 裸の3人の男の姿が浮かぶ
代わる代わるに 麻衣の開いた足の間に体を入れ
肉棒を差し込み 腰を動かし 大きな乳房を
男達が揉み 乳房に唇を付け 膣に差し込んだ肉棒を
腰を動かして 抽送を続け 白濁を吐き出し
笑い声を上げる姿が浮かんで来る

・・・ イヤーーーーー ・・・

頭の中 大きな叫びを上げ 重い頭を振り
歯を食いしばり 鏡の中の麻衣の目に涙が浮かび
溢れた涙が 頬を流れ落ちた

内線の音に 受話器を上げ 森の声が
朝食をと誘って来る 麻衣は 無言で
受話器を戻し 鏡を見つめていた

ノックの音で ドアを開けると
大きな腹を揺すり 森が部屋に入って来て
ベッドに 大きな音を立て座り
麻衣の顔を見て来る

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・

無言の 時間が流れ・・・
森を見つめた 麻衣の目から涙が
頬を伝い 流れ始め スカートに
涙の染みが 広がって行く

麻衣が 言葉を出した

「 寝ている時・・・」
森が麻衣の目を見つめた

「 犯されました! 」

麻衣は目を合わせて来た森の
目の奥を見て 怒りが沸き起こって来た

森が麻衣を抱かせるために 酒を飲ませ
酩酊させ 男達に麻衣を差し出した事を
森の目は語っていた 

「 あの 男(ひと)達に 抱かせたんですか? 」

悔しかった・・・・
情けなかった・・・
悲しかった・・・・

涙が止まらない スカートの染みは 広がり続け

「 あの 男(ひと)達に 私を差し出したんですか? 」

「 対馬部長さん 私・・・ おもてなしで 抱かれました 」
頷きながら 呟き

「 良いんです・・・ 」
重ねて言った

「 でも!! 」

「 寝ていて 知らない中・・・・・」
涙を浮かべた目で 森を見て

「 知らない内に・・・・・・・・・」
言葉が 途切れ 出てこない

涙を流し 森を睨み 言葉は途切れ
無言の森に 言葉を浴びせ 涙を流し続け
麻衣は立ちあがると 

森の前で スーツを脱ぎ 濃い青の
ブラジャーを外し パンティーを脱ぎ捨てて

「 忘れさせて 下さい!! 」

「 忘れさせて 下さい!!! 」

森の前 全裸の姿で 同じ言葉を繰り返した
歪な顔の中の目が 麻衣を見つめ
大柄な体を揺らして ベッドから降りた森が
麻衣の裸を抱きしめ 分厚い唇が 小さな口を覆い
厚い舌を埋め込み 麻衣の舌を 追い始めて来る
下げた手のまま 森の舌を受け 麻衣は森の耳元で
吐き出す様に 言った



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