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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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昔の男との邂逅@-4

そうしていると、下着の中にある理央の手のーー中指が縦に沿って動かされる。
強制的に発情させられそうになり、加奈子は唇を離した。

「今、何時……? 柚木帰ってきたら、まずいから」

だがしかし、理央は何も言わず、加奈子の首筋をべろり、と舐めあげる。
加奈子の体がびくん、と大きくのけぞった。

「こら、理央……。首、そんなにしないで………」

ちゅ、ちゅ……とついばむようなキスがなされながら、そこの縦のラインに沿って指が動かされると、腰が動いてしまう。

「柚木、帰ってきちゃ……は、ぁっ」

くちゅん、とついにそこから蜜が溢れる感覚。
理央はそれを掬い取り、加奈子の一番敏感な部分に塗りたくる。

「ね、ぇ………ん、ん、やだ……。恥ずかしいよ、そんなに…………しないで……」

突然であっても、理央にキスされ、体を撫でられるだけで、快感を覚え込まされた体はこんなにも反応してしまうことが恥ずかしかった。

「んん、理央……スーツ、シワになるから着替えておいで。するなら、夜にゆっくりしよう? 今はダメ。強引……なの、嫌」

ぬるぬるとソコに円を描かれ、体を震わせながらも、理央に訴える。

「や、ぁ、ダメって……んん」

円を描く指が、下にずれて、ゆっくりとナカに侵入する。

「こ……ら、理央、やだってば」

嫌だと言っても、加奈子のナカはひどく濡れている。
理央はやめられるわけがない。
こんなにも、ーー少なくとも加奈子の体は理央を求めているのに。

「り……お、どしたの、早退した………の? 体調、悪い……?」

何も言わない理央に心配の声をかける。
だが、その言葉を無視し、とはいえ、いつものように加奈子のナカを堪能し、慣れた手つきで絶頂に導くような指の動きをさせる。

「ね……え、聞いてる、のに………っ。理央、指、ん、ぁ、動かさないで……。や、ぁんっ……!」

膀胱の裏側に円を描き、優しく押す。だが、それは加奈子の訴えを無視したものだ。

「んん、理央……強引、だよ……。強引、にするの、や……ん、んっ」

加奈子の唇が塞がれる。
そうなれば、加奈子も理央の体を引き寄せ、強引な快感の波に身をまかせるしかない。
理央の舌の動きに合わせて、加奈子も舌を絡ませる。


(こんな、強引に気持ちよくさせないで……!)


「理央、んん、お腹……熱い、柚木……帰って、来るかもしれな……いのに、ひどい……ん、ん。したくな、……ちゃうから」

舌を絡ませながら、うわ言のように加奈子は言う。

「ね、ぇ、いっちゃったら、我慢できな……くなるから、お願い、抜いて……! 息子の前で、いやらしい顔したくな……い……っ」

ぐちゅ、ぐちゅ、と音を立てながらナカが掻き回される。
加奈子は本能的に舌を動かして、自分の体が絶頂に向かう準備をしているのがわかった。
だがもしここで絶頂を迎えたらーー今何時かわからないが、おそらく柚木が帰ってくる時間が迫っているだろうから、理央とは体を離さなければならない。
そんな中途半端な状態のまま、しかも時間も開かずに息子には会いたくなかった。


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