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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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温泉旅行(一)-2

 沙莉が食事も一緒にしたいというので、同じテーブルで食事をすることにした。貸切の露天風呂も遠慮する美羽を圧して一緒に入ることになった。人見知りする沙莉が初対面でここまで気を許すのは初めて見る。仲の良い友達になるかもしれない。

 荷物を部屋に運んで貰い。仲居さんが茶を入れてくれた。「御主人様、運転お疲れ様でした。」沙莉が後ろに回って肩を揉んでくれる。
 コンコンとノックの音がして、玄関のドアを開けると浴衣姿の美羽がいた。「歩いてすぐに砂湯があるんですけど、行きませんか?」「俺は、ちょっと寝るよ。受付で湯浴み着を借りて行きなさい。ワニさんがいっぱい居ると思うから。」「ワニさんって、あのワニですか?ワニ牧場とか?」これには私も沙莉も笑った。女性の裸目当てで来ている淋しい男どもだよと説明しておいた。
 沙莉が私の寝間と水を用意する。「沙莉さん、ちゃんとしてますね〜!」「御主人様に躾て頂いてるから色々と覚えたの。あの女将さんみたいな立ち振舞っていうのかな。あんな風に出来るようになりたいな。」

 目が覚めると私の隣に沙莉が寝そべっていた。「眠れましたか?」傍らに置いたグラスの水を飲み干す。「冷えるからこっちに来なさい。」布団をめくり沙莉を入れる。「御主人様、ありがとう。」軽くキスを交わすつもりが舌を差し入れてきた。浴衣の上から沙莉の張りのある乳房を揉む。下着は着けていないようだ。

 コンコン。「はーい!」沙莉がはだけた胸元を直して玄関へ向かう。もう、貸切露天風呂の時間のようだ。一組40分だが、隣の美羽と二組合わせて80分の貸切になっている。沙莉が美羽をゆっくり入れるからと説き伏せた理由だ。
 屋上の貸切露天風呂は二つ。鍵を開けて中に入ると脱衣スペースがあり、外に檜作りの丸い大きな浴槽がある。周囲もスノコが敷いてあり、使いやすそうだ。
 例の如く私が先に入る。「沙莉さん、下着つけてないの?」「だって、御主人様が浴衣の下は何も無くていいって!」「それって、すぐ出来るから?もう、やだぁ!」「貸切だからバスタオル要らないでしょ!」「恥ずかしいって!」沙莉が美羽が巻いたバスタオルを剥ぎ取る。「さっきも混浴したから大丈夫よ!」「やーめーてー!」ガールズトークが始まった。いつの間にか名前で呼び合う仲になっている。
 
 二人とも湯船に入ってきた。美羽は沙莉ほどのボリュームは無いが掌に収まるほどの御椀型の綺麗な乳房にベージュ色の小さめな乳輪と小さめな乳首が乗っている。全体的に細身で身長は沙莉より僅かに低い。丸顔に大きな目、美少女と言っていいだろう。
 二人とも並んで私に寄って来た。「お邪魔しちゃってすいません!」「いやいや、気にしないで、沙莉も楽しそうだし。」「私も御主人様って呼んでもいいですか?」「それは、ダメー!」沙莉が私に抱きついて慌てて拒む。
「聞いていい?沙莉のおっぱいって本物?」「うん、天然。」「触っていい?」美羽が沙莉のおっぱいを優しく揉む。「うわぁ、気持ちいい!」「きゃ、そこダメ!」悪戯して乳首を摘んだようだ。暫く乳揉み合戦となった。
 隣に人の気配がした。若い男女の声がする。カップルが入ってきたようだ。湯船から一旦上がり、シャワーの前の木の椅子に座る。沙莉が付いて来て、私の頭から足の先までを手で洗う。湯船の縁に腰掛けた美羽が興味深く見つめている。交代して沙莉の首から下を私が洗う。
「へぇー、何だか幸せそうでいいなぁ。」「美羽、こっちおいで洗ってあげる。」沙莉がちょっと渋った美羽の手を引いて椅子に座らせた。
「アン、そんな触りかたしちゃ、やだ。」沙莉が後ろから美羽の乳房を揉みながら洗う。「ちょ、ちょっと!し、下は自分でするから!」強引に手を突っ込んでいるようだ。二人の攻防戦を湯船から見るのは楽しい。
「きゃー!もう、もう、勘弁して!」沙莉に軍配が上がった。

 再び湯船に浸かりガールズトークが再開する。「沙莉のあそこに着けてるのピアスだよね?」「うん。」「御主人様の指示?」「反対されたけど、一緒に病院行って着けてもらった。」「痛くないの?」「全然。タトゥーのほうはめちゃ痛かったよ!」「タトゥーって、どこに?」沙莉も答えに迷って、私を見た。「えっと、あそことお尻の間。」「えーっ?」「御主人様には、すごく怒られたけどね。」
 
「沙莉、見せてあげなさい。」「はい、御主人様。」同性に見られるのが恥ずかしいのか、スノコの上で脚を開いた沙莉の顔が赤く染まっている。「触ってもいい?」口元を両手で押さえた沙莉が頷く。「アッ。」「ごめん、痛かった?」沙莉が首を横に振る。「へぇー、すごくエッチな感じ、えっとタトゥーは?」沙莉が両脚を抱えた。「うわっ、ほんとだ!」

「ちょっとぉ!私の見せたんだから、美羽のも見せてよ!」嫌がる美羽を後ろにこかして、両脚を持って開いた。美羽が手で隠そうとする。「ほら、ちゃんと見せて!不公平でしょ!」渋々、美羽が両手を放した。「私、女の子の間近で見るの初めてだけど、美羽のきれい!」今度は美羽が顔を赤らめて手で覆う。「アンっ、ちょっとヤダ!」沙莉が陰部を指で拡げたようだ。「ちょ、ちょっと、マジやめて!キャー!」沙莉が触ったようだ。

 雪景色に露天風呂、美しい二人の女性と混浴とは、最高の時間だ。


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