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高校生の僕がした過ち…
【熟女/人妻 官能小説】

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普通の家族-1

裕基も一緒に店を出て…僕達は途中まで家に帰る道を隣に並んで歩いていた…

昼間は暖かくなってきたが…日が落ちてくると…まだ寒さを感じる季節であり…高校に通い始めて1ヶ月ちょっと経っている…

この前のゴールデンウィークも裕基と毎日のように遊びまくって…おじさんの店で朝からずっとパソコンでゲームをした日もあった…

そろそろ別れる場所まできた時…裕基が少し俯きながら言う…

裕基「なぁ…洋輔…今度さ…お前の家に遊びに行ってみたい…」

僕「えっ…別に…いいけど…急にどうしたの…」

裕基「俺って友達の家とかに遊びに行ったことがなくてさ…だから…でも…家族の人が嫌がるかな…」

家族の人が嫌がる…そう言ったのは…多分…これまで自分が…周囲の人達からそうやって避けられてきたのだろう…

高校1年生で…おじさん程ではないが頭のてっぺんが薄くなっている裕基…少し長い癖毛が脂ぎっていて不潔に見えてしまう…

裕基は…おじさんのように太ってはいないが…全体が大きい感じで…僕より背も高い…

親子揃って顔も大きいのだが…おじさんには似ておらず…ギョロ目の裕基は…顔中にニキビがあって赤くなっている…

そして…体臭が強く…少し離れていてもわかるぐらいであった…

常に自分の容姿や匂いを気にしていた裕基だが…僕には…そんなのどうでもよくて…一緒に遊ぶのが本当に楽しいから…

……
………

家に着いた僕を玄関で迎えてくれる母さん…健子という名前で年齢は40代の半ばを過ぎ…同級生の母親達と比べたら歳は結構いってしまっているのかな…

健子「洋輔お帰りなさい…遅かったじゃない…また裕基君だっけか…彼と遊んでいたのかな…あんまり遅くなると心配なんだよね…」

母さんは…そう言って僕を抱きしめる…学校から帰ってきただけなのに大袈裟かもしれないが…

僕は…母さんが30歳を過ぎてから…やっと出来た子供らしく…成長して高校生になった今でも…可愛くて仕方がないのだとか…

そんな母さんの愛情が心地よくて…僕も甘えてしまうのだ…

子離れできない母親と親離れできない息子…僕と母さんは…そんな感じなのであろう…

いつものように…2人で食べる夕食…父さんは仕事で長期の出張というか…遠くに単身赴任をしており…僕が小さい頃からほとんど家にいなかった…

父さんは…細いというかガリガリな身体に眼鏡をかけた物静かで真面目な人だ…

親戚からは父さんにそっくりだと言われてしまう僕…確かに母さんのような明るさや人懐こさは父さんと僕には皆無である…

それに…僕もそうだが父さんだって人に自分の容姿を褒められることなんてないと思う…

しかし…母さんは違っていた…

近所のおじさん達が…母さんと話す時にデレデレになっているのを知っているし…おばさんなのに下着を盗まれる被害にもあっている…

それほどに母さんは魅力的な女性なのであろう…

僕は…母さんに裕基が言ったことを話す…

健子「えっ…裕基君が来るの!いいじゃない…本当に仲良しなんだね…お母さん心配だったんだけど…ちゃんと友達ができて…うちに遊びに来てくれるなんて…大歓迎だよ…ウフフッ」

喜んでくれた母さんを見て…気分が良くなった僕は…裕基の家の事情も教えてあげた…

健子「そっかぁ…色々と大変なんだね裕基君…それじゃあ今も家に1人でいるわけでしょ…なんか可哀相だよねぇ…きっとお母さんがいなくて寂しい思いを…」

母さんの言う通りだと思う…裕基の父親は店に寝泊まりすることも多いみたいだし…それに比べて…うちは普通の家族で良かった…

母さんは…僕が友達を家に連れてくることがよほど嬉しかったのか…父さんに電話をしている…

健子「ねぇ…あなた聞いて…洋輔が…うん…そうなのよ…私…安心して…うん…本当に良かった…ん?え〜と…別に今更あなたがいなくてもだけど…ウフフッ…冗談よ…身体に気をつけてね…」

結婚して20年以上は経つらしく…離れた場所にいて会えなくても仲の良い夫婦であった…

裕基が遊びに来る日になり…母さんが彼に会ったら…どう思うのだろう…

僕は…少し不安になっていた…




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