第三十八章 懺悔3-1
義父との回想シーン。
『うんんっ・・ふぐっ・・んんっ・・・』
『ああっ・・・いくっ・・いくでぇ・・・
め、めぐ・・・み・・飲ん・・で・・・』
(出し・・て・・・飲ま・・せて・・・
たっぷり・・・ああ、おい・・しい)
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【啓介と同居 四ヶ月目】
【20●1年4月2日 PM10:40】
夫婦の寝室で。
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「あぁっいくっ・・いくよ、めぐみぃ・・・」
「ふぐぅ・・んっんっ・・んんぐぅ・・・」
(あぁ・・きて・・私も・・い、いく・・・)
頭の中で夫と義父の声が重なる。
恵も咥えながら昇っていく。
「おぁ・・あぁ・・・おお、おあぁ・・・」
「んぐぅ・・ふぅっ・・はぁ・・あぁ・・・
うぐぅ・・・んんっ・・あはぁ・・・」
堪らず口を離すと熱い液体が白いうなじに放たれた。
「あ、ああんっ・・はぁ・・あ・・つい」
ドクンドクンとほとばしるカリ首が痙攣している。
恵は無意識に頬張ると、武の残りのミルクを喉に流し込んだ。
(あん・・んん・・・おい・・しい・・・)
「おおぉ・・あぁ・・め、めぐ・・み・・・」
武は更に感激して身を震わせていた。
あのセックス嫌いの恵が美味しそうに自分のミルクを飲んでいる。
もう、死んでも良いと思った。
返って「お預け」の方が嬉しかった。
男はフェラチオが好きなのだ。
女程、性感帯を持たない男は、こういった精神的なものに喜びを感じるのである。
一種の征服感であろう。
だからあんなに風俗に走ったのである。
しかし、プロでもこんなにサービスはしてくれない。
もう2度と浮気はしないと誓う武であった。
恵は嬉しそうに喉を鳴らしている。
義父の時と同じように。
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義父が悶え、叫んでいた。
『おぉ・・えぇ・・ええでぇ・・め、めぐ・・みぃ』
(うふぅ・・んん・・おいしい・・お義父・・さん)
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そして今、夫も歓びの声をあげている。
「おあぁ・・め、めぐみ・・めぐみぃ・・・」
(あなた・・うれしい・・もっと、感じてぇ・・・)
心から嬉しそうに見上げる恵は、小さな舌をコックに這わせている。
武は義父がしたのと同じように恵の頬を撫でている。
恵は幸せを感じながらその指に顔を預けている。
恵は変わった。
さなぎは蝶になったのである。
三人の新しい生活(くらし)が今、始まったのだ。