第三十五章 レッスン2(画像付)-1
【啓介と同居 四ヶ月目】
【20●1年4月2日 PM2:20】
リビングで。
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「んん・・んふぅ・・・」
微かに息が漏れる音が足元から聞こえてくる。
股間に顔を埋めて恵がコックを咥えてくれている。
唇が亀頭の形をなぞるように歪んだまま飲み込もうとしていた。
「おぉ・・・えぇ・・そ、そうや・・・
ゆっくりで、ええよぉ・・・」
啓介はペニスを握りしめる恵の指を包むように自分も握り、動きを助けてやっている。
「歯があたるのは気にせんでええから・・・
ゆっくりとな・・・」
無意識に急ごうとする恵の動きを制するように、飲み込んでいくスピードを調整してやる。
「んふ・・・ぐぅ・・んん・・・」
苦しそうな表情も見せずに恵は飲み込んでいく。
長いまつ毛のカーブを揺らしながら、鼻から漏らす息が啓介の股間にくすぐったくあたる。
徐々に赤黒いコックが、白い頬を凹ませた口の中に消えていく。
「おおおぉ・・・い、いぃ・・・
凄く、気持ちええでぇ・・・」
わざと大げさに声を出してやる。
優しく髪をなでてやりながら動きを誘導していく。
半分ほど飲み込んだ後、ゆっくりと腰を引き戻す。
「んん・・・うぅ・・んみゅう・・・」
再び亀頭が姿をあらわすと、歪んだ唇から吐き出させてやった。
「はぁ・・・んはぁ・・はぁ・・・」
慣れない愛撫に息が荒くなる。
優しく頬をなでてやると、恵は白い歯をこぼした。
啓介は決して急がせず、短い愛撫を教え込んでいく。
当たり前だ。
こんな楽しいレッスンを急ぐバカが、どこにいるというのだ。
息子の嫁にフェラチオを教えている状況に啓介の頭は興奮で爆発しそうだった。
誰もいないリビングで無垢な天使を淫靡な色に染めていく。
世界中で自分よりも幸せな男がいるのだろうかと思う。
懸命に奉仕する恵を愛おしそうに眺め、その愛撫の快感に震えているのだった。
優しいレッスンに、生徒の恵も徐々に愛撫の仕方を覚えていった。
二度目の往復の後、自分から亀頭に舌を這わせる。
「おっ・・おおぉ・・・」
口元からピンク色の舌を出しチロリと舐め上げた瞬間、電流が走った。
グロテクスなペニスと対象的な美しい天使の艶めかしい表情が、切ないほど興奮を呼ぶ。
懸命に舌を伸ばし愛撫する仕草に胸がキュンキュン鳴っている。
「おおぉ・・・凄く、気持ちえぇ・・・
ええでぇ・・・めぐみ・・・」
男の顔を見上げながら舌を這わす恵は口元を綻ばせた。
「本当・・・?うれしい・・・」
細い指でコックを握りしめ、更に愛撫を続けていく。
「ああ・・いいっ・・・そ、そこ・・・」
舌がカリ首の溝に触った瞬間、啓介が声を絞り出した。
「こ、こう・・・?」
忠実にレッスンをこなす優秀な生徒は、ミルミル上達していった。
「んふっ・・んふっ・・んっんっ、んぐぅ・・・」
いつしか男の助けを借りることなく、滑らかにリズムを刻み始めていた。
「おあぁ・・・あっ・・かはぁっ・・・」
啓介も意識せずとも快感の声を絞り出していた。
恵の指に添えていた右手は離れ、その艶やかな髪をなでていた左手と共に頭を抱えるようにして、快感に耐えている。
「めぐみ・・・おぉ・・めぐみぃ・・・」
義父の喘ぎ声が励ますように聞こえる。
恵は嬉しくなって愛撫の速度を増していった。
二人きりのリビングで禁断の行為が続けられていく。
雨音はやむことなく、二人の荒い息を消してしまうのだった。