第三十章 映見を裕太が撮影する1(秋生夫妻編)(画像付)-7
チュパチュパ、ジュボジュボと二人の愛撫の音が響いている。
その滑らかな動きに、そらちゃんと僕は顔を見合わせ、微笑みを交わした。
握った指は絡んだまま、互いの気持ちを感じている。
ギュッとするたびに、こみ上げる熱さが嬉しかった。
スワッピング三日目。
今日で最後の夫婦交換だ。
最初のルールは、互いのパートナーのプレイをビデオにおさまること。
僕は映見と秋生のシックスナインの姿を、カメラで追っていた。
隣では新藤さんと、かおりさんのプレイを藤本さんと桜さんが撮影している。
その四人も最初はルールに戸惑いながらも、興奮を取り戻したらしい。
四人の息遣いが、僕の耳にも届いていた。
僕達のものと交じり合い、リビングで妖しい痴態が繰り広げられていく。
今日、最初のプレイは妖しい雰囲気で始まった。
これから大きくなる興奮に、僕は胸をときめかせていた。
そらちゃんの指が、更に僕の指を強くギュッとした。
最後のスワッピングが今、始まったのだ。