第三十章 映見を裕太が撮影する1(秋生夫妻編)(画像付)-3
僕と付き合ってから結婚して何年も貞淑な妻だった映見が今、娼婦のように淫靡な痴態をさらしているなんて。
全て、僕のせいなんだ。
僕が、スワッピングなんかしたいと思わなければ。
今更ながら、自分の罪の重たさを実感している。
そんな僕の気持ちが伝わったのだろうか、映見の口元がフッとほころんだ。
「ありがとう・・・裕君」
その瞳はキラキラ光り、僕の心に訴えかけてくる。
「凄く、恥ずかしいけど・・・
でも、いいの・・・私を・・ね・・・」
いじらしい呟きが妻の唇から漏れる様を、僕は握りしめたビデオカメラで追っている。
「映見・・・愛しているよ・・・」
「私も・・・大好き・・裕君・・・」
愛の言葉も映像におさめられたことに安心したのか、妻の表情は見違えるほど落ち着いたものになった。
そして、コックを近づけると舌を尖らせ、亀頭をなぞるように這わせていく。
「あふ・・美味しい・・・裕君・・・
いやらしい私・・・とってね・・・」
十分に意識した言葉を告げると、吹っ切れたようにペニスを味わい始めた。