第二十八章 密室-2
「あぁ・・・う、うれ・・し・・・い」
天使の反応に興奮した男は堪らず目の前の果実を口に含んだ。
いきなりのことに、恵の全身に電流が走った。
「あぁ・・・い、いやっ・・・」
快感が義父の舌先から広がっていく。
「あっ・・ああっ・・い、いぃ・・・
う、うれ・・し・・・い・・・」
ふと横を見ると、テレビの黒い画面に二人の姿が映っていた。
「ああっ・・・そ、そん・・な・・・?」
(い、や・・う、映って・・・る。
わ、私・・・お義父さん・・・
に、舐められ・・て・・る・・・)
恵の声に顔を上げた啓介も画面の存在に気がついた。
そして感極まる声で言った。
「おお・・ほ、ほんま・・や・・・
す、すご・・い。
俺・・・ら、しとるん・・やな?」
黒い画面に恵の白い肌が浮かんでいる。
その上に覆いかぶさる自分の頭を抱くようにして。
「あぁ・・い、いやっ・・・
あぁ・・ふぅ・・ん・・あんっ・・・」
画面の中で目が合った恵は、義父の言葉に反応して声をあげた。
実況中継のように二人の姿が見えている。
二人は画面の中の自分達の姿に釘づけになりながら荒い息を吐いている。
啓介は再び恵の膨らみを味わう事にした。
「あんっ、あっあぁ・・い、いやっ・・・」
画面の中の女も激しく反応する。
「あぁっ・・あんっ・・いやっ・・あっ・・・」
いやと言いながら夫ではない男に感じている。
そう、義父に犯されているのだ。
何と言う事であろう。
不条理な妄想が今、現実となっていた。
「めぐ・・み・・・うまい、最高やぁ・・・」
ずっと欲しかった天使を犯している。
そう、息子の嫁なのだ。
もう死んでもいい。
「あぁ・・す、すご・・・い。
わ、私・・抱かれて・・・いる・・のね?
あんっ・・・あ、あぁっ・・・
お義父・・・さん・・に・・・」
「そぉや・・もう・・・
俺のもんや、恵・・・」
「あぁ・・あんっあっあっ・・あぁ・・・
お義父さん、お義父さん・・ああぁ・・・」
もう恵は見ている事が出来ず、目を閉じて義父の舌に身を任せる事にした。
耐えていた物を全て吐き捨てるように叫んでいる。
「あ、あぁ・・はぁっ・・・
んん・・ぐぅ・・うぅ・・・
あっ・・あ、はぁー・・・」
「ふぁ・・ぎゅ・・・むむ・・むぅ・・ん」
二人の荒い息がリビングに響いている。
カーテンの向こうで激しく降る雨音がそれをかき消していく。
男は飽きる事無く息子の嫁である恵の甘い果実を味わっていた。
「うま・・い・・・
綺麗やで・・メチャ・・最高・・やぁ」
「あんっ、あんっ・・・んん。
う、うれ・・しい・・・
ほ、本当・・・お義父さん?」
「ホンマや・・最高のオッパイやで・・・」
「あぁっ・・うれしい・・いいっ・・・」
言葉が恵の心をくすぐる。
嬉しかった。
長い間コンプレックスを抱いていたバスト。
例えそれがお世辞であったとしても女には嬉しく感じるのであった。
恵は素直に喜びの声をあげていく。
「あっあんっ・・・
いいっ・・・もっと、もっと・・・
言ってぇ、お義父・・・さ・・ん」
「おぉ、おぉー・・・
可愛いい・・・のぉ・・・
めぐみ・・好きや、好きやでぇ・・・」
「わ、私もぉ・・お義父・・・さん」
義父の舌が執拗に恵の身体を犯していく。
ミニスカートのボタンを外し、変わりゆく景色を楽しむようにゆっくりと下ろしていく。
恵は両手で顔を覆いながら声を出す。
「ああ・・・いやっ・・恥ずかしい・・・」
義父にスカートを脱がされている。
もう恵はパンティーとソックスだけになっている。
全てを義父の前にさらすのだ。
義父と同居する事になってから、刺すような視線に身体が犯されている気がしていた。
恵は改めて、こうして欲しかった自分を悟った。
「あぁ・・・い、いやっ・・いぃ・・・
こ、こんなに・・・いぃ・・なんて・・・
もっと・・もっと見てぇ・・・
お義父さん・・・」
男は恵の言葉に、嬉しそうに髪をかきあげてやりながら言った。
「あぁ、見たるで・・ホンマ綺麗や・・・
めぐみ・・お前は天使や・・・」
「ああっあぁ・・・う、うれし・・・い」
恵の白いパンティーはもうグッショリと濡れていた。
濃い目の茂みがクッキリと浮かんでいる。
啓介はそれに気付くと足を開かせパンティーの上から染み込んでいる蜜を吸った。
「ああ・・い、いやっ・・な、何・・・?
や、やめてぇ・・・ああぁー・・・」
かまわず舌を這わせていく。
いやらしく音を立てて。
「うぅ・・んぐぅ・・ふぅ・・んむぅ・・・
う、美味い・・うまい・・・
えぇ匂いや、めぐ・・み・・・
好き・・や・・・んむぅ・・・」
関西弁が絶え間無く恵の心を溶かしていく。
あれ程下品でムードの無い言葉と思っていたのに、ものすごく感じてしまう。
「あんっ・・やんっ・・・
はぁ・・ああぁ・・・
い、いやぁ・・あん、ん・・・んん」
もう何が何だか解からなかった。
霞む瞳に二人が黒い画面に映っているのが見えた。
女が男の舌に身を任せ、僅かに白髪の混じった頭を掻き毟っていた。
義父が息子の嫁の股間に顔を埋めているのだ。
最高に淫靡な光景であった。
(あぁ・・いやっ・・・恥ずか・・しい)
下着に手をかけられると無意識に腰を浮かせた。
めくれ上がったパンティーの根元から引いていく愛液の糸が光っているのが見える。
「あ、あぁー・・・」
遂に全てを義父に見られてしまった。
その事実が快感に変わり恵を襲う。