妹はオレに隠さない-4
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駅に戻ってみたけど、電車はまだ動いていないようだった。
るまりとオレは、少し遠くまで歩いて別の鉄道で帰ることにした。
住宅街の中を歩いていると、るまりが言った。
「私、ヒンニョー(頻尿)ぎみだから、今度乗り物で出かけるときは『リハビリパンツ』はいていこうかな?」
「それもアリだな……」
「そしたら、私が使ったヤツ、お兄ちゃんが再利用してくれるでしょ。」
「『再利用』って……るまりのオシッコ吸いとったパンツに、オレのオシッコ吸わせるってこと?」
「そう。それも白いオシッコね。見ててあげるから。」
「……手を貸してくれよ」
【おしまい】