第十二章 禁断の妄想-2
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お義父さん、どうも有難うございました。
プレゼント、すごく嬉しかったです。
今日の日を私、一生忘れません。
家を買って頂いた時以上に感激しました。
私、本当に反省しています。
今まで、お義父さんに対して冷たい態度をとっていたことに。
(そう・・・感じていましたよね?)
そして、どうしてあんなに意固地だったのか今、すごく後悔しています。
お義父さんの本当の優しさを理解しないで、自分で勝手に悪いイメージを作っていました。
でも、お義父さんもいけないんですよ。
最初すっごい、大柄だったんですもの。
憶えてらっしゃいますか?
初めてお会いした時、私の事を武さんに
「オッパイが小さい」って言ったんですよ。
私、根に持つんですよねー。(フフ・・・)
そんなに小さいかなー?(グスン)
でも、いいんです。
この頃のお義父さん、とっても優しくなりましたから。
これからも仲良くして下さい。
私もキツイ?女にならないよう心掛けます。
突然、電話で遅くなるとの事でしたので夕食のオカズを冷蔵庫にいれておきます。
お義父さんの好物の煮物もあります。
電子レンジで暖めて召し上がって下さい。
それから、お風呂も沸かしてありますから。
着替えとタオルも置いておきました。
あっ、明日の朝食は御一緒して下さいね。
きっとですよ。
フフッ・・・
あのブレスレット、すごく気にいっています。
高かったでしょう?
本当に有難うございました。
では、オヤスミナサイ。
追伸
それから、もう一つ・・・ゴメンナサイ。
私、ビックリしちゃいました。
でも気になさらないで下さい。
私も、もう直ぐ三十歳ですから。(ウウッ)
遠慮せず、こちらのお風呂も使って下さい。
今日、そちらのお風呂も調節しておきましたから大丈夫だと思います。