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義父に犯されて:午前十時を過ぎたなら
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第十一章  とまどい-2

「あんっ・・・うんっ・・い、いやっ・・・
あ、あぁ・・んん・・・」

恵は懸命に闘っていた。

身体中から湧きあがる不条理な快感を打ち消そうと必死であった。
いくら義父の事を見直したとは言え、つい昨日まであれ程毛嫌いしていた男なのだ。

今まで味わった事の無い快感を、よりによって嫌いな男から受けるとは。
しかも夫の父なのだ。

しかし皮肉な事に恵が努力すればする程、より鮮明に義父の顔と例の残像が目蓋に映し出されてくるのだった。

「あーあっあっ・・い、いやぁ・・・」

そんな事情は知らない武は初めて自分にこれほど感じてくれる妻に感動して、ピッチを早めていった。

こんなに気持ち良いと感じたのは初めてであった。
どちらかと言うと恐妻家の武はセックスに対しても強く出れず、妻をいかせられない事にコンプレックスを感じていた。

それがどうした事か、大きな声を上げている。
興奮せずには、いられなかった。

「いや・・・何、これぇ・・・?
いやっ・・・いやよ。
あぁ・・は、うぅー・・・」

恵は必死に残像を振りほどこうと努力するのだが、まるで心を絡め取られるように快感のシャワーが全身を包んでいく。

「ああっ・・あ、はぁー・・・」

このまま目を閉じていると、イメージが益々膨らんでいってしまう。
恵は最後の力を振り絞って目を開けた。

薄闇の中、ようやく残像が消えたと思った恵は瞳に映る顔にショックを受けた。
目の前に義父の顔があったのだ。

「ああっ・・い、いやっー・・・」


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