セカンドバージン-3
「はい、良く出来ました」
ニヤリと嬉しそうに口づけては、透真は熱い楔を打ち込んだ。
「いっ!…いぃっ、はん」
久々のSEXで一瞬痛みが走ったが、すぐに快感が押し寄せてきた。
「あ、あ、あっ、いぃ…」
体中への愛撫と共に細胞が泡立ち、結合部で奏でる淫靡な音がより相まって…やがて真っ白に爆ぜた。
続いて透真も…。
はぁ…はぁ…はぁ………
鼓動がようやく落ち着いた頃、透真が気怠げに口を開いた。
「俺たち、付き合わねぇ?」
まだ余韻が覚めない視線で、芽衣は改めて透真を見つめた。
(……よく見れば顔も良いし…面食いの親好みだし……ま、いっか)
「……いいよ」
(…セカンドバージンで初めてイケたし、ね)