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Breather
【二次創作 官能小説】

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Breather-5




(・・・・・んん・・・・・)



ベットに潜り込んだものの、何故か今夜はいつも以上に眠ることができなかった。
思わずベットの前掛けを剥がして大きく寝返りを打つ。

それでも漸く眠気らしいものを覚えてきたセリスが再びベットの上で仰向けになった時、






「・・・・・はっ?!」




天蓋付きのベットの傍らで人の気配を感じ、セリスは目は開く。

跳ね上がるようにして飛び起きるや、眼前にいるであろう気配の正体を捉えようとした。

暗闇に目が慣れてきたこともあり、漸くベットの側に立つ人影の輪郭が見えてきた。

どうやって寝室に入り込んだかは分からないが、相手はがっちりした体格の男の様だ。
背丈はセリスよりも頭1つ高い。

しかも信じられないことに、目の前の相手はどうやら全裸らしい。

それ以外の顔形や表情は全く分からない。

ただセリスを見下ろすようにして見つめてくる視線や微かな呼吸音は分かる。

記憶を遡っても今まで出会ったことのない相手のようだった。





「・・・・誰なの!?そこにいるのは」



ベットの中からのセリスの問いかけにも無言の相手に対し、
セリスは正体を見極めようと枕元のランプに手をかけようとする。


次の瞬間、
眼の前の人影が信じられない早さでベットの上のセリスに向けて飛び込んできた。

セリスが相手から逃れようとした時には、
ランプに伸ばした左手首は相手の太い右手にしっかりと押さえつけられている。

仰向けのセリスの上に謎の黒影がのしかかり
小柄なセリスの股の間に自身の両膝を巧みに動かしてセリスが逃れられないようにしてしまった。




「やめっ・・・・なさいっ!!」



ネグリジェ越しであるものの、相手の予想以上に盛り上がった胸板や腹筋が自分の両乳房の先端に押し付けられる。
セリスは慌てて拒もうとするも、同時に久しぶりに感じる“経験”に動悸の高鳴りをも覚えていた。

ここで相手の左手がネグリジェの裾を捲り上げ、ショーツに包まれた下腹部に触れようとする。




「やっ・・・!!」



相手の意図を封じようと、先程よりも更に大きな声を上げつつ、自分の右手で相手の左手を押し留めようとするセリス。


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