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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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恋人から香る、親友の匂い-3

ふぅ……と加奈子の唇からゆっくりとしたため息が漏れる。

加奈子は我慢ができなくなって、布団の中で理央の方向に振り返った。
理央のふわふわの、くせっ毛の髪の毛に指を通して、くしゃっと撫でた。
触っても大丈夫だった?と言わんばかりに、理央の不安そうな顔が常夜灯の暗がりの中でも加奈子にはわかった。

理央は手を伸ばして、加奈子の体を抱きしめる。

「加奈子……今日は、亨と隼人、呼んでくれてありがとう」

「ふふ、お易い御用です」

「あと、怒らないで聞いて欲しいんだけど……」

「ん?改まってどうしたの」

理央が加奈子の胸の辺りに顔を押し付けているから、加奈子が頭を抱えるようにして、髪の毛を撫でる。

「ーー隼人に何かされた?」

そう聞かれて、声が出なかった。
頭を撫でる手がびくっ、と震えてすぐ止まる。

「さっき、加奈子のジャケットから隼人の香水の匂いした。出張のあと、僕の体から本間さんの香水の匂いしてるって加奈子が言った時……こんな気持ちだったんだなって……。密着しないと……つかないよね。隼人に何かされたの」

香水の匂いが簡単に体に染み付くはずがないと、以前言ったのは加奈子だった。嘘はつけない。
たださすがに、体のナカまで撫で回されたことは言えるわけがなかった。

「ーー午前中、打ち合わせしてたんだけど。場所がうちらの部署が入ってる階の上の会議室で、二人きりだったの。そのとき抱きしめられて、キスされた」

「ご、ごめん、……隼人……が」

「ううん、一度性的な関係があった人にーーまたさせてくれるだろうって、またしたいって思っちゃうの、普通に起こり得る感情よね?行動に出るかは別として、理央だって本間さんとしたくなるわけだから。
ただ、誰でもさせてくれると思ったら大間違いだよって怒ったし、それ以外、何も心配するようなことなかったよ。武島くん、今日かなりしゅんとしてたし、きっと反省してるから」

ぎゅぅう、と加奈子の胸に理央が顔を押し付ける。

「理央。今どんな気持ちなの、教えて」

そう問われると、理央は加奈子の腕の中で顔を上げた。

「親友だと思ってるのに、僕の彼女に……そんなことするなんて……すごく嫌だ。
でも、一番嫌なのは……加奈子の口のナカ……隼人の舌、入れられ……たでしょ……?加奈子の顔……見られた、でしょ?」

「うん。理央が独占したいはずだって言われた」

「うぅ、ムカつく……。だから、加奈子のいやらしい顔、見せたく……ないのに。ちゅーして、気持ちよくなった?隼人ともっと、この前みたいなことしたいと思った?」

「ふふ、そんなこと聞いて……武島くんとしたいって言って欲しいの?したかったけど、この間は理央がいるからできなかったって。本当は奥まで突いて欲しかったって?」

加奈子は理央の頬に手のひらを添えて、指先で優しく撫でて、意地悪そうに問う。
こんなにも、自分は理央のことしか考えられないというのに。


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