温泉宿到着と露天風呂まん喫-2
部屋に入ると、仲居から温泉宿の説明があった。しかし、みんなは上の空で、思いは露天風呂での楽しみのことばかりだった。
唯一、生真面目な結依が、真剣に仲居の説明を聞いていたが、崩した正座の踵を割れ目の上に乗せて、もじもじと腰を動かしていた。
気の早い智美と春奈が、短いスカートを脱いでパイパンの割れ目を晒していたが、仁王立ちのヘルメットの2人が、仲居の視線からガードしていた。
「春ちゃん、ダメだって」
春奈が、結依の『昨日までの恋人』を淹れようとしたのを、ヨシリンが小声で止めていた。
「ヨシリンたら『きの恋』より硬いんだからぁ」
結局、春奈と息の合ったヨシリンは、春奈のことを『春ちゃん』と呼び、智美とナナに対してもそれに倣っていた。
そして『きの恋』の愛称で呼ばれた結依の張り型は、乱交に欠かせないアイテムとなったのだ。
露天風呂に入る前、
「一杯喘いで汗もかいたから、喉が渇いたでしょ」
「お風呂でも喘ぐでしょうから、たくさん飲みましょう。熱中症になるといけないから、そうね、1人3杯がノルマね」
途中に寄ったコンビニでも、1人1本づつのペットボトルのお茶を飲まされていた。更にそのコンビニで、2リットル入りの緑茶とアイスティのペットボトルを大量に買っていた。そのお茶を智美と春奈がニヤニヤしながら注いで回った。
6人用の露天風呂だったが、10人が入ってもまだ余裕があった。
「あれ?結依お姉さん、入らないんですか?」
全裸になった美奈が、まだ、下着を穿いたままの結依に声をかけた。
「うん、おしっこしてから入るね。いっぱいお茶飲んだし、もじもじしてたら、おしっこしたくなっちゃって」
仲居の説明を聞いてたときのことを、みんなにからかわれていたので、正直に話した。
「待ってください」
トイレに向かおうとする結依に、美奈がストップをかけた。
「あら、美奈ちゃんもなの。だったら、お先にどうぞ」
「違いますよ。みんな我慢して、結依お姉さんが来るのを待ってますよ。ほら、見てください」
美奈に促されて、視線を向けると、浴室内の女たちが、割れ目を手で押さえて、もじもじしていた。
「どうして?」
「一斉放尿ショウしますよ。ほら、早く早く」
今まで友だちが少なくて悩んでいた結依は、自分を待ってくれる仲間ができたことに、目頭が熱くなった。
「てか、おしっこするとこ見られるなんて、恥ずかし過ぎない」
照れ隠しに言った。
「嫌ですか?」
「あたしのおまんこで、男性陣が興奮するんでしょ。いいに決まってるじゃない」
「うふふ、ようやくおまんこって言いましたね」
青かん乱交のとき、散々促されたのに、恥ずかしくて口にできなかった。しかし、友だちになって欲しいと誘われた2人の有名人が、頻繁に口にしてるのを聞いて、頑な過ぎたと、生真面目に反省していたのだ。
「だって、ホントはずっと言いたかったんだよ…昔から…」
ぽつりと付け足した。
「もしかして、ツーリング先の誰も居ない山で、『おまんこ〜』って叫んだりしませんでした?」
美奈はニヤリと笑った。
「ど、どうして知ってるの?」
結依は目を丸くした。
「あはははは。結依お姉さん、大好きです」
美奈は結依に抱きついた。
「ああん、ダメ、お腹押さえたら、漏れちゃうよぉ」
慌てた結依は、下着の上から股間を押さえた。
「あら大変、早く行かないと。パンツ脱がさせて貰いますね」
美奈は、結依の前に屈むと、下着のウエストに手をかけた。
ぐっしょりと濡れた下着を目の前にした美奈は、生真面目なクセに凄く淫乱な結依が自分と重なり、ますます好きになってきた。
「うふふ、エッチなおまんこにはこうよ。えい!」
嬉しくなった美奈は、下着を下げるどころか、勢いよく引っ張り上げた。
「ああん、ダメええぇ」
割れ目に下着が食い込んだ結依が悶絶した。
「じゃあ、初参加のお二人が中央ね。結依お姉さんとヨシリンさん、こちらへ」
広い洗い場の中央で彩花が手招きし、2人を促した。
「あっ、結依お姉さんは、ヨシリンさんと美奈ちゃんの間にお願いします」
「そんな、あたしなんかがセンターなんて」
顔の前で手を左右にブンブン振って、結依が固持した。