第二十七章 波しぶき(画像付)-3
「ンフフフ・・・」
この笑い方が、かおりさんのマネだと裕君も気づいているだろうか。
初めてスワッピングした日、裕君はかおりさんの愛撫に翻弄されていたのだ。
あの時の嫉妬を思い出し、熱い気持ちが沸き上がる。
私はもっと夫を虐めたくなった。
跳ねるようなキスを続けながら、裕君の身体を移動し、そこにたどりついた。
「うわ・・・すご・・い・・・」
歓びが混じった私の声に、夫は口元を綻ばせた。
熱い肉棒を握る私に向かい、微笑みを浮かべている。
スッポンの血のおかげだろうか、夫のそれは隆々とそびえたっていた。
「うぉっ・・・」
口に含んだ瞬間に聞こえた声が、嬉しかった。
「ん・・・・ふぅ・・・」
私は目を閉じ、飲み込んでいった。
「お・・・・あぁ・・・」
かすれた声に合わせるように、口の中でペニスがビクンビクンと跳ねている。
ジュワッと汗に似た味が口中に広がる。
ゴクリと喉を鳴らすと、動きを速めていった。
「んっ・・・ふっ・・んんっ・・ふんっ」
リズムを刻みながらコックをなぞる動きは、自分でも滑らかだと思う。
「おおっ・・・おおおっ・・かはっ・・あっ」
私の頭を強く抱きしめ、愛撫に耐える裕君の声に私は励まされる。