side 句美子 久々の二人きり 午前-2
句美子が部屋の真ん中に座ると
おさむは句美子に向かい合うようにして
足を広げて句美子の膝の上に座る
おさむがすわると
おさむの背中を片手で抱くようにしながら
ゆっくりと叩いていく
おさむのほうも句美子の胸に
顔をくっつけようにしながら舐めはじめる
「おさむくん しばらくこうしていていい？」
「うん」
１０時過ぎまで
句美子に抱かれながら胸を舐めていたあと
「そろそろ向きかえるね
じゃないと 会話もできないもんね」
おさむの向きを変えてだっこ状態は維持すると
「これで足はわたしからも見えるから
空書して良いよ」
むね きもちよかった
いまも あたまあたってるからきもちいい
「わたしも新鮮だった
こんな感じなんだろうなぁ 赤ちゃん抱くのって」
あかちゃんぽくて…ひかない？
「へいきだよ わたしがしたいって頼んだんだし」
ふく きなくていいの？
「あ そうだね きてしまうね」
おさむを一度おろすと
脱いでいた服を着ていく句美子
着終えたあと再びおさむをだっこすると
「１１時過ぎになったら
お昼ご飯作るから台所に行くけど
それまで こうしている？」
だっこのまま はなしだけ？
「そうなるかな したいことある？」
くみこちゃんに
べったりできてるからとくにない
「もう…」
ごごは
いっぱい えっちなこと？
「うん コンドームも持ってきてるから」
しきぶとんだけしいて
「畳の上だといたいもんね」
くみこちゃん
どうがとかはもういいの？
「えっちな動画？」
みたいならさいせいするけど
「うーん とくにいいかなぁ
レイプものとかいやだし」
いやがるこのかおもみたくないもんね
「そうだね なんで持ってるの？」
しょうがくせいものとか
あさっていたらそんなのばかり
「そうなのね やっぱり小学生が１番好き？」
だめ？
「だめじゃないけど…
おさむくんがロリコンだから
こうしてわたしたちもできているわけだから」
いっぱんろんとしては…
「そりゃ、だめだとは思うね
２０歳以上も年下 しかも小学生だよ
犯罪だもんね」
それでも
くみこちゃん こうしていてくれてる
ありがとう
「わたしだけじゃないよね
ゆいちゃん ゆきちゃん さゆりちゃん しおりちゃん」
みんな どうして？
とおもう
いいところなにもないのに
「おさむくんのいいところかぁ
だめなところはいっぱいあるよね
でも、女の子に無理矢理しないでしょ」
どっちかいえば
おんなのこまかせばかり
「そうね 全部任せてしまっちゃってること多いよね」
「うん」
「それでもわたしたちが嫌がること基本的にしないし
誕生日とかホワイトデーとかきっちりしてるよね」
よろこんでもらえてるのかどうかは
「嬉しかったよ？
ホワイトデーはこの携帯のケース」
つかってもらえててうれしい
「携帯買って貰ってすぐだし
実用的なものを選んでくれるのってうれしいから」
ありがと
「おさむくん 自分のこと嫌いだよね？」
それは うん
いいところないし
「それでも ゆいちゃんもわたしもそばにいるのは
どうしてだと思う？」
わかんない
「ほんとにだめなところしかないなら
わたし おさむくんのこと好きになってないよ？」
優しく頭を撫でてくる句美子
いいの？
こんなふうにあまえてばかりだし
だっこしてもらうのがすきだし
「うん いいの
いっぱい あまえてほしいから」
ありがと いつも
「うん ね もっとあまえてくれる？」
どんなかんじに
「うーん？ 食べたいものとか
もっと言ってほしいしかな」
たべたいもの
きのうのように？
「うん 天ぷらとか油使うのはまだ出来ないけど」
どようび
ふれんちとーすととかなら
ここにきてからつくれるよね
「あ そっか 家で弁当作ってる時間もったいないもんね」
おかずはきんようよるのあまりものでいいし
「うん 基本的にそうしてるよ」
いまだってそうとうあまえてるとおもうんだけど
こうしてだっこしてもらってるし
おもくない？
「重くはないよ というか４０キロまだないでしょ」
おもくないってことなら
よかった
ずっとだっこだし いいのかなって
「いやだったらしないよ？
わたしだけじゃなくて みんなそうだと思うよ
だっこするのが好きだし」
そうなの
「うん だっこするの好きだから
いやだったら今だってしてないよ？？」
ありがと