あとがき(十年目のラブストーリー)-1
最後まで御読みいただき、ありがとうございました。
感想等いだけると、嬉しいです。
「雨宿り」平凡な、よく使われるテーマです。
そんな平凡な日常を切り取った、リアルなストーリーを描いてみたいと思いました。
時代は「平成」。
「昭和」よりも新しく、「令和」の現代からはレトロな感覚。
日本が元気だった時代。
映画館も沢山あったけど、ビデオの普及で、どんどん、さびれていきました。
でも、「二番館」は地方都市などに、根強く残っていたものです。
この物語は私の大好きな「太田裕美」さんの「セカンドラン」のオマージュです。
古い曲だし、あまりメジャーでは、ありませんが。
恋人と観に行ったロードショーを、別れて数年後に「二番館」で観る主人公の気持ちを歌った曲で、とても切なく、心にしみます。
カラオケでも、結構人気だそうですので、機会があれば、聞いてみてください。
歌では二人は別れたままでしたが、「ハッピーエンド」の話にしてみました。
定期入れに何年も「思い出」をしまっていたのは、私の実話です。(汗)
今回の「物語」で私なりのショートストーリーを楽しんでいただけたとしたら、嬉しく思います。