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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 小百合 3-1

日曜日 朝9時過ぎ
鈴木家 玄関
ピンポーン

「はーい」

小百合の母親が玄関に向かうと
句美子がやってきた

「おじゃまします」
「くみこちゃん 今日はありがとね」
「ううん」
「それじゃ、あがって」
「はい」

小百合の母親に招かれ
居間に行くと
小百合が真治をだっこしている状態で

「くみこちゃん おはよ」
「おはよ 真治くんもおはよ」
「おはよ くみおねえちゃん」
「それじゃ、真治 お姉ちゃん達 ババロア作るから
 お母さんにだっこしていてね」
「うん」

真治を母親に預けると
台所に向かい手を洗うと二人はエプロンを着ける

「昨日の真治くんの話だと
 苺味が好きみたいだね?」
「そうすると苺チョコババロアでいいとして
 工夫…ゼラチン粉の分量で固さが変わるんだよね?」
「うん そう どうする?」
「2種類の固さの苺チョコを作って
 間に苺をミキサーにかけてゼラチン粉で
 ゼリーを作ったものを
 挟んで3層のものつくってみたい」
「じゃ、それでいきましょ
 二人で別々の固さのものを作ればいいね」

こうして句美子はてきぱきと進める
一方 小百合は句美子を見ながら同じように作っていく
最後に苺をミキサーにかけて
苺ゼリーも作りタッパに3層にして入れて冷蔵庫に入れる

「とりあえず、ババロアは出来たね
 このままお昼ご飯作る?」
「あ ちょっと待って お母さんに聞いてくる」

小百合は居間に行くと母親に

「お母さん ババロアは冷蔵庫で固めてるけど
 お昼ご飯どうする?」
「いま 10時過ぎだけど…くみこちゃんつくるの?」
「うん 冷蔵庫のあまりもので作るみたい」
「そうなのね? 小百合もするんだよね」
「うん 教わりながら」
「じゃ、やってみていいよ 練習と思えばいいし?」
「ありがと」

台所に戻り
句美子に返答する

「作っていいって」
「わかった 冷蔵庫確認したけど
 簡単なものにする?」
「難しいものは わたしできないし」
「じゃあ、最初だからチャーハンにする?」
「チャーハンだと…えーと」
「冷蔵庫にあるものだとハムと卵と
 レタス 人参などあるね」
「あとご飯も冷たいものならあまってる」
「4人分ね」
「うん」
「まず、材料を細かく切るところから
 人参は皮むき器で皮をむいて
 こんな感じにね?」

皮むき器で人参をむいていく句美子
半分ほど向いたあと
句美子は人参と皮むき器を小百合に渡す

「やってみて」
「うん」

さっき見たように小百合も皮むき器で向いていく
おぼつかない手つきでやってるが
丁寧にするように心がける小百合
人参の皮をむき終わると
句美子に人参を返す

「うん できてるね
 それじゃ、まず人参のへたのところを切り落とす
 そのあと半分に切るから半分 小百合ちゃんも切ってね」
「うん」

句美子は半分に切ると半分を小百合に渡す
そのあと人参を立てに4等分に切り
そのまま向きを横向きに変え等間隔に切っていく

「あまり大きくならないように切っていくの
 みじん切りだと細かくしすぎだから
 こっちを選んだ」

小百合はもう一本の包丁を手に持ち
句美子がしたようにしていく

「ここで左手は気をつけてね
 伸ばしていると 指きるからね」
「うん 猫の手みたいな感じに抑えるんだよね」
「うん 人参終わったらハムも
 ハムは縦と横に等間隔で切っていけば小さくなるね」
「うん レタスはそんなにいらないから
 3枚程度を縦横と等間隔に切っていく
 大きくしないように」

そうして材料を切り終えたあと
フライパンを熱して油をしいたあと
人参 レタス ハムと入れていき火をとおしたら
塩コショウで味を調えて一度皿に移動させる

「小百合ちゃんも」
「ちょっと怖いけど うん」

さっき句美子がやったようにしていく

「こんな感じ?」
「うん うまくできてるよ」
「それじゃ、次は卵を2こ ボールに割って
 かき混ぜたら フライパンにバターを置いて
 溶かしながらバターを塗ったあと
 卵を入れて箸で混ぜながら焼いていく
 細かくするだけだからかたちは気にせず
 卵焼きが細かく出来たら冷たいご飯と
 さっき炒めた具材を入れて炒めていく」
「チャーハンってこんな感じなのね」
「最後に味を整えたら完成 半分はさゆりちゃんやってみて」
「うん」

句美子がやったことを思い出しながら
作業をこなしていきどうにか完成

「ちょっと焦げてるけど なんとかできた」
「うん おつかれさま 皿に盛り付けて運んで
 わたしは台所片付けするから」


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