八代将軍吉宗-4
「はうぅ、う、上様…、ご報告いたしますか、それともおまんこを先にいたしますか」
乳首を弄ばれながら、お露は更に足を開いて、吉宗の指を開いたそこに招いた。
ぬぷ…
「そなたはどうしたいのじゃ」
淫口に指を差し込みながら聞いた。
「はううぅ、お、恐れ多い事でごさいます。わ、私の意思など捨て置きくださいませ」
将軍に自分の意思など言える立場ではない。
「ふふふ、下の口がそなたの意思を主張しておるわ」
吉宗は第2間接まで挿入した中指の腹で、ざらざらしたお露の弱点を刺激した。
「あああぁ、お喋りなおまんこを、お赦しくださいませぇ、あああん」
「赦す」
「ああぅ、ありがたきお言葉」
その一言を受けたお露は、甲斐甲斐しく吉宗の衣服を脱がせると、吉宗に尻を向けて四つん這いになった。
「恐れ多くも、上様に尻穴を向けるご無礼をお赦しください」
男女の行為とはいえ、毎度の事ながら、礼儀を忘れる事は赦されなかった。
「いいや、赦さぬ。こうしてくれるわ!」
吉宗はお露の腰を掴むと、勢いよく自身の腰を突き出した。
狙いがずれれば、吉宗の肉棒を痛めかねないほどの勢いだ。お露は両手で割れ目を開いて、予測された位置に淫口を合わせ、ソレを一気に受け止めた。
ずにゅううっ
「あああああん♪」
【秘技下ノ口呼吸合わせ】
これは、吉宗付きの【影】となったくノ一が、初めに習得しなければならない忍法だった。性急な吉宗のお相手をするくノ一達は、常日頃から木刀の先に肉棒を模した張り型を装着し、互いの割れ目を突き合って鍛練を欠かさなかった。
『秘技まんこ連続突き!あたたたたたたっ!』
『あううっ、ば、莫迦!そこはケツの穴じゃ!あううう!もっとおお』
こうして、辛い修行も楽しく励んでいたのだった。
吉宗の激しい腰の動きに、流石のお露もあっさりと限界を迎えた。
「ああん、逝く事をお赦しを〜、あああん、あああああん」
鍛え抜かれたくノ一の締め付けは強力だった。しかし、将軍たる者、吉宗の意思はそれを凌駕した。
「ぐぬううっ…」
気合いを込めて射精感を堪えた吉宗は、素早く肉棒を抜くと、喘ぐお露の口にソレを突っ込んだ。
んぐっ、んぐっ、んぐっ…
お露の喉奥で締め付けられた吉宗は、もう我慢しなかった。
「ぬおおおおお!」
どびゅっ、どびゅっ、どびゅっ…
ごくっ、ごくっ、ごくっ…
【秘技喉越し匂い隠し】
吉宗との行為の半数が、苛立つ吉宗を鎮めるため、将軍の執務室で行われる。それが暗黙の了解であるとはいえ、将軍の放った精の匂いが残らないように、できるだけ喉の奥で受け止める技だった。
そのため、くノ一達は、普段から喉奥を開く鍛練をしていた。これを応用した尺八の技が、先の【秘技喉奥万擦り】だった。
「ふううっ、とても美味でございました。体調もすこぶるご健勝かと存じます」
その量と味で吟味し、吉宗の体調管理も欠かす事はない。潤んだ目をしたお露は、心酔する吉宗の健康を喜びながら報告した。
「赦せ。お露の中に放ってやる事ができぬ」
お気に入りのお露の願いを知る吉宗は詫びた。
「あぁ…、上様、恐れ多い事でございます。そのお言葉だけでお露は満足でございます」
お露は感激の余りに涙を流した。
こうして【影】達は、ほぼ、報告の前に吉宗の性処理を行うのが常だった。
「で、今日はどのような話を持って参った?」
報告の内容によっては、2回戦目もある。その期待を隠しながら、お露は報告を始めた。
「亀立藩の事でございます」
「裏筋のところか。何やらお家騒動があったそうだな」
「流石、上様でございます」
小藩の事まで気にかける吉宗にお露が感心した。
「なに、そなたの兄の調べだったから覚えていただけじゃ」
これも、お露が特別だとの匂わせとなっていた。まだまだ将軍親政には遠い。吉宗はお気に入りの配下への気配りも忘れなかった。
「ありがたきお言葉」
「だが、それも裏筋が上手く凌いだとそなたの兄から聞いたが、その報告の時にお露も控えておったか」
「はい。いつでも上様のお相手をさせていただけるように控えておりました」
「愛い奴よ。で、兄の報告の中に、お露の琴線に触れる事でもあったかの?」
お露は、これまで磨き抜いた忍びの感覚を、敢えて自身の秘豆に意識的に集中する鍛練を重ねた。これはいつでも吉宗を受け入れられるように、瞬時に濡れる体質を得るためだった。
しかし、この鍛練は予想外の結果をお露の女体に与えた。女が特に感じる部分、そこを更に磨いた感覚は、卑猥な事象に特化して察知できるように進化したのだ。
「はい、兄の報告を漏れ聞いているうちに、ここが疼きました」
勘の良い吉宗への報告には、無駄な事は省かなければならないが、お露は敢えて割れ目を開いた。
「疼くおまんこを、こ、こうして自慰で鎮めた後、はぁ、はぁ、直ぐに亀立屋敷に忍びました。う、上様の頭上で自慰をした事をお赦しください」
「いいや、赦さぬ!」
吉宗は、堪らずにお露に襲いかかった。
「あああん」
こうして、遅々と進まない報告だったが、こうした事も含めての【影】の任だった。