「女刑罰史」と女達 その1 画像付き-3
「いえ、そういうことはしたことありませんが願望はありますよ」
彼は優しく女性に話しかけていた。
「そうですか、ありがとうございます」
「では私からお聞きしますが、あなたはご経験は?」
「は、はい、ありませんが、私たちも願望があります。
もし先生さえよろしければ、私たちにお願いできませんでしょうか」
「その願望とは、私があなたたちを女刑罰史のように縛ってもいい、
と言うことですかね」
「は、はい、そうです」
その時の電話の声の主は声が上ずっていて、
興奮しているようだった。
「分りました、そのご要望にお応えしましょう、
もしあなたたちがそれでよければ」
「あ、ありがとうございます、ねえよかったわね、
先生が承知してくれたわ」
その彼女の電話の中から、もう1人の女性の嬉しそうな声が聞こえてくる。
「あの、あなたのそばに誰かがいるのですか?」
「はい、先ほど言いました、もう一人のお友達です」
「では私から、もう一つの確認があります」
「はい、それは何でしょうか」
「もしそういう行為を私がしたとして、
あなたのご家族は大丈夫なんですか?」
「はい、私ともう1人のお友達はバツイチで夫はいません、
まぁ娘はいますが」
「分りましたそれなら結構でしょう、
では来週の中頃に私の家でいかがでしょうか?」
「あ、ありがとうございます、でも先生のご家庭は?」
「はい、私も今は独り者ですので、大丈夫ですよ」
「ありがとうございます、では来週伺います」
こうして、思いがけないことが起こった。
確かその声の主に見覚えがあった。
その女性に彼は覚えがあった。
それは、確かきれいな女性でどちらかと言うと、
彼の好みの女性だったからだ。
彼は、次に彼女たちに会うために、ネット等でいろいろと調べていた。
その後の話の中で、彼女たちがM女性だと聞いていたからである。
そのために彼女たちを縛る縄や、バイブレーター、
局所に塗るためのクリームなどを購入していた。
彼はそれが通販で届いただけで、
興奮しペニスが勃起していた。
それを彼女たちに会う前に、それを身近に置きながら、
彼はあらゆるSM関係の雑誌や、写真集
そして縛り方などを書いた書籍を読み漁っていた。
その中でも1番に参考になったのはネットのSM動画だった。
それを見ながら、SMの世界とはこんなことがあるんだと改めて思っていた。
その思いはやがて彼の好奇心をさらに膨らませ、
その行動へと走らせていた。
理解力のある彼は、その期間の中でSMと言うものをほぼ理解していた。
あとは、彼女たちを実践するだけである。