第三十三章 裏切り-4
ギャラリーの視線が痛いほど感じる。
(いや・・・助けて・・・)
『やめてっ・・・いやっ・・いやぁっ・・・』
泣き叫ぶ香奈子に、容赦なく男達が襲いかかった。
屈強な男達の手が両脇からバストを揉み解していく。
後ろ手に縛られた香奈子は、逃げる事も出来ずにいる。
『いやっー・・・』
両足が大きく開いた状態で太ももを椅子に縛り付けられ、香奈子は大きな声をだした。
『あうっ・・・』
再びムチが飛ぶ。
『いつまで上品ぶってるんだよぉっ・・・』
『ひぃっ・・・』
叱責の声に身体がすくむ。
抵抗が緩んだ隙にブラウスが引き裂かれる。
【おお・・・】
ギャラリーのどよめきと同時に、男達が襲い掛かる。
露になった豊かなバストを左の男が口に含むと、ビリッとした快感が走った。
『あぅっ・・・』
もう一方の乳房を揉み解す男が仰け反った顔を抱え、右耳に舌を這わせる。
『はぁっ・・・はぁっ・・・』
男の熱い息が頭の奥まで響いてくる。
『いやっ・・あっ・・・』
忍び寄る快感を、歯を食いしばりながら懸命に撥ね付けようとしている。
だが、そんな事で逃れられる筈もなかった。
『おやぁ・・・
何ですか、これは・・・?』
男がマイクを股間に当てると、低いモーター音が聞こえた。
『い、いやぁ・・・』
恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
直ぐに鋏でパンティーが切られると、ヴァギナがあらわれ、そこにはバイブレーターが装着されていた。