或る営業マンの話 -3
こうして彼女の大きな乳房はぽろりと彼の目の前に露出した。
その乳首を撫で、吸い、彼の手はママのパンティーの中に忍び込んだ。
彼女の割れ目を探り、ついに膣の中に指を入れるとそこは濡れていた。
当然、彼のペニスは最高に勃起している。
そして彼女は言った。
「あそこにソファがありますので、あそこで……」
「わかりました、ママさん」
「あの私を(すみこ)と言ってくれますか……」
「わかりました、すみこさん」
「嬉しい!」
そして、二人はそのスナックの長いソファーで裸になり抱き合っていた。
その中で、お互いの身体の向きを変えた。
彼は下になり、その上に彼女が重なり、お互いの性器を舐め合っていた。
いわゆるシックスナインの体位になっている。
彼のペニスは彼女の口の中で広がっていく。
そして、彼女の股間は彼の舌と口でしゃぶられ、舐められていた。
「き、気持ちがいいです。すごく、嬉しい……」
「わたしもですよ、すみこさん」
「はい、とっても……」
そのうちに彼女は感が極まってきていた。
「あの、上になって入れてもいいですか?」
彼女の声は興奮して上ずっている。
「はい、ではコンドームをつけますか?」
「いえ、もう終わっていますから、生でお願いします」
「わかりました」
しばらくソファーの上で2人の男女が重なりながら軋む音が聞こえていた。
彼女の膣の中は柔らかく、彼のペニスを締め付けていた。
そのうちに彼女は声を忍ばせながら上り詰め、
彼女に挿入していた彼は頂点に達して、彼女の蜜壷の中に射精した。
そのままで二人は抱き合っていた。
そして彼女は言った。
「しばらくしていなかったので、嬉しかったです。
気持ちよかったですよ、とても」
「私もです」
そして彼女は言った。
「あのこれからもよろしければ時々来てくれるとわたし、
嬉しいのですが」
「はい、さっきも言いましたが、絶対にきます、貴女に逢いたいから」
「ありがとうございます、信じても良いのですね」
「もちろんです、すみこさん」
こうして彼がその店にしばしば行くようになった。
次の週末にかれは再びやってきた。
その時間はいつものように夜の10時頃だった。
彼はスナックのドアを開けた。
「いらっしゃいませ」
先週に愛し合った美しいママは微笑んでいた。
しかし、店の中には一人の男性がいた。
それをみて彼は少しがっかりした。
その客は彼を見て言った。
「あ、ママさん、お客さんが来たようだね、それでは私はこれで」
「あら、もうお帰りですか。ありがとうございます」
その男性は中年のセンスのよい格好であり、彼はその男性に嫉妬した。
男性は立ち上がり織田川に軽く会釈をし、会計をして帰っていった。